■夏コミの原稿を入稿しました。夏コミまで一か月半程ありますが、色々したい事があるので、あっという間だろうと思います。新刊を会場でご覧いただけたら、とても幸せです。
■昨日から不穏な事を日誌に書いていますが。普通が一番だと、前から思っています。普通に出来ないから困る、悩むのであって、「普通でいいんだよ」という何気ない励ましに、内心どれだけ激昂したのか分かりません。
結局、普通が一番といいつつ、何が普通なのかよく分かりません。ただ思うのは、よく祖母に叱られて言われていた、「お前は人に合わせなさい」という金言、ある意味守れなかったから、今の自分があるんだろうなと思います。
おばあちゃん、人って誰の事やといつも思っていました。そんな事をツラツラ思っているから、友達が出来てもすぐに失うのだろうと思います。
田房永子の本をちょっと読んで。人様の母親の事も、自分の母親の事もよく分からないかも、と思いました。今日うちの母が、この間父と旅行した温泉ホテルで、従業員からこんな目にあった〜という話をしていました。
自分の母親が旅先で無礼な目に遭えば、娘の自分も嫌な感じを受けます。しかし、もし母が三つ星ホテルで豪華に宿泊したとしても、一緒に行くとかなければ、それは私には直接関係しない事です。
亡くなったおばあちゃんの金言通り、「人様に自分を合わせる」努力で諸々のケースを乗り切る事もありますが、人は人、自分は自分、自分の事は自分で守ろうと思う時もあります。母の苦情も、運が悪かったんだなあと聞き流しました。自分が温泉地まで乗り込んで、文句を届ける義侠心は、残念ながらありません。
田房氏の母君のことはよく分かりませんが、(分かるっちゃ滅茶苦茶分かるんだけど)、結局自分の快不快、価値観、大事なものは自分で死守せねばならない時もあろうかと思います。自分の事を守るためなら、目の前の人様に自分を添わせる事くらいなんでもありません。 |
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