■明日からコミケです。天候の不安定さ、熱中症の危険等ありますが、参加される方はお気をつけてご参加下さい。私も2日目に、サークル参加致します。よろしくお願いします。竹淵
土曜日 西地区1 まブロック 34b madeingermany キン高 ルザ高 ルーザー様存命パラレル 新刊有 既刊20種 漫画と小説
緊張その他で、心臓が口から出そうです。パニックの余りに交通事故でも起こすんじゃないかと、ここ数日ひやひやしながら通勤しています。
一向にまとまらない「グンマ様と高松の話」を推敲していたら、いつのまにか「キンちゃんが高松のために目玉焼きを焼く話」になっていました。青の一族の長男とは?家族とは?みたいな真剣を振りかざして机に向かっていたのに、よく分かりません。
■織田作の夫婦善哉を読みました。ヘビーな内容なのに、スルッと読める不思議な文章でした。蝶子の様な暮らしが自分にできるのかと言えば無理ですが、彼女の立ち位置は分かる気がします。
偉そうな事は言えませんが、女は、頑張れば蝶子の様に「女なのに」と軽んじられ、成果を男に持って行かれ。ならばと大人しくしていれば、権利や意見を通す事も出来ず、虫のように朽ち。
柳吉の様な男はいくらでもいます。蝶子は一人でも生きて行けるだろうにそうしないのは、「女は男がいて、初めて一人前の人間である。独身者は息する権利もない」という、どうでもいい「常識」の犠牲者だからなのかなと思います。
■理系、体育会系、文系の特徴は、理系・体育会系は「お国のため」に直結する仕事があり、文系は細雪ではないですが、「お国のためにならない」と発禁されるくらいな点なのかなと思います。
江戸時代に理系文系なんて考え方はなく、明治の世になって「体で国の役に立つ」スポーツマンと、「頭で国の役に立つ」理系ボーイがもてはやされだしたそうです。しかし漱石の頃なら文武両道と言う考えもあり、漱石や子規のスポーツマンでした。
いつの間にか文系の「役立たず」さがクローズアップされるようになりましたが、古来、文武と言えば常に文が上位とされていました。三国志の曹操、曹丕、曹植は、いずれも堂々たる武人であり、同時に詩人でもあります。本当に豊かで賢く、平和な国なら、武は不要であると、古代中国では言われていました。
今読んでいるのは織田作ですが、時代も時代です。理系と体育会系以外の人間の生きづらさは同じかもしれません。作家と言っても、漱石に依頼されても書かなかった志賀直哉みたいな金持ちの気持ちは、自分には分かりません。ただ、武より文が優位とされた古代中国が懐かしいです。 |
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