■日中は事務仕事、帰宅後はスパークの原稿と言う生活をしたら、目が痛くなりました。今日は早めに就寝します。眼科に行ったのですが、特に異常はなかったです。
■旅行をする夢を見ました。天橋立の様な入り組んだ地形を楽しむ旅だったのですが、乗った電車は関東・東海を走るものでした。自分は大阪方面に行こうとして途中で降りて、ハイカラなホテルに泊まろうとしていました。「どこそこにいて、今日は何々ホテルに泊まる」と、母に電話している夢でした。
海沿いの観光地で、若い人の多い華やかな場所でした。泊まるホテルが一泊二食で12,000円だった所まで覚えています。夢で飲食まではしませんでしたが、多分海産物の多い美味しい夕食だったのだろうと思います。旅行に行きたいです。温泉地なら尚いいです。
■司馬遼太郎の街道をゆくを読んでいます。週刊朝日に掲載されていたそうです。全国で読まれていたと思いますが、内容は近畿よりの印象です。
それもそのはずです。街道をゆくは学術論文ではなく、氏のエッセイです。故に、縁もゆかりもない北関東や、氏が未踏の都道府県、思い入れの薄い場所が語られる事はないと思われます。
今読んでいるのが十津川街道の話なのですが、氏のテンションはマックスです。「自治的な場所」に思い入れが沸くのは、中央集権的な国家権力のために、戦場に行かされた氏の反動だと思いますが、実に十津川を語る氏はキラキラしています。
このキラキラをもって、グンマも語らないかなと期待していたのですが、今となってはないだろうなと思います。グンマのウリの一つは昔から、「東京に近い」事です。権力を嫌い、自治的なものを喜ぶ氏に「東京」を礼拝するグンマは魅力的に見えなかったかもしれません。
にしても、「氏の知り合い」「氏の恩師」等が、街道をゆくのキーワードになる事が多い様です。大阪の人である氏は、九州にも縁故があったのか、鹿児島や長崎の話も多いです。康成や織田作も大阪の人でしたが、彼等は創作活動のためか、東京にいる事も多かったと思います。
氏は中央集権を厭うと思いますが、全国的な活動をしている作家が、「大阪住まい」を貫けるのは、中央集権が完成して、地方とのネットワークが確立されたからだと思うのは、うがちすぎでしょうか。(手塚治虫もあくまで兵庫住まいだった気がした。) |
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