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...... 2018年09月07日 の日記 ......
■ ショタとムキムキが好きです   [ NO. 2018090701-1 ]

■娘を、いかに安価で育てるのかに命懸けになる父親がいまして。自分の父なのですが、家の中に粗大ごみを何十年も保管し、「次女(竹淵妹)の家で使わせる」と未だに言っているのを見ると他人事のように思います。

明らかにゴミである古い二段ベッドを、「俺が買ったから」という理由でゴロゴロと家の中に置いてます。別に高価な品物でないのは、見れば分かります。自分も小さい頃、ゴミの様なものを父に着せられ、コジキの様な女の子だったなと回顧します。

自分が楽しむため・近所に自慢するためには高級外車やオートバイ、園芸、カメラ等を惜しみなく買い、子供には今の日本ではありえない暮らしをさせる事に、父はこの上ない喜びを感じていた様です。




父のお決まりのセリフは「昔は五右衛門風呂だった」「昔は家の中に牛がいた」でした。近代的なバスルームを欲しがったり、家が何もかも旧式で不便だと訴えると、彼はよくそう言いました。自分は公務員で金に不自由しないのに、家族にはびた一文使いたくない男です。

元来家が農家で、「泥や土で体が真っ黒になっているのが正義」という価値観があり、父は自己流に解釈し、「いても自慢にならない女児には、身綺麗にさせるカネなど使わなくていい」という結論に達した様です。

お陰様で小中と延々いじめられましたが、父曰く、「竹淵が悪い」そうです。私も、自分の働いた金は一円も彼のために使う気が起きません。



■柴田亜美作品に出て来る、ショタとムキムキのコンビが好きです。大体の作品で出て来るコンビだと思いますが、このコンビの辿り着く所はよく分かりません。

パプワとシンタロー、コタとシンタロー、コタとマジック、光と紅、等沢山ショタとムキムキのコンビはあり得ますが、行き着く先は別れなんだろうなと思います。ショタがいずれ恋人を見つけ、大人になって行くなら、それでいいと思います。にしても、柴田亜美作品のショタ達は、



・原作者が「普通の家庭」を忌避するのか、生まれ落ちた家庭が複雑すぎる。ネットといいメディアといい、あやかし天馬の天馬と言い、光と言い、コタと言い、悪い子に育たなかったのが奇跡だと思う。

・パプワではないが、余人に頼らない生き方をするショタ達は、今度は急に目の前のムキムキの面倒も見ねばならない。南国だと、「パプワの面倒をみるシンタロー」という構図なのだが、パプワの方がメンタルもフィジカルも屈強だった。



・可憐な娘さんの様な内面を持つ、デリケートなムキムキ達を、励まし、説得し、本来大事にすべき家族の下へ返したり、新しい人生を掴めるように励ますショタ達。

・完全にショタとムキムキの立場が逆転している気がする。パプワが大自然の中、腰ミノ一枚で友達と暮らしているのと、イタリア製のコートを着て、兄達・下僕・医者等に自分の面倒をみさせるサビの違いを思わざるを得ない。

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