■以下雑感です。
・結局コタは、マジックと和解できたのだろうか。コタの過去の暴走は仕方のない事だし、虐待の反動としか言いようがない。問題はコタサイドではなく、100%マジックの側にある。
・もうマジックは、黒髪の男子ばかり身辺において、自分の「生まれ」を健忘する時期は過ぎたのだと思う。マジックがコタを直視すると言う事は、マジックが自分の「生まれ」を直視すると言う事に他ならない。
・微妙な問題なのだけど、マジックが「一族」を意識した場合、コタと言う個体の事をこれまた見逃すのだろうと思う。「みんなの問題だね」「みんなで解決しよう」と言うと、何となく自分の負うべき責任が軽くなった気がするみたいなあれ。
・そんなわけで、ミツヤと言うはけ口の存在もあり、「息子を虐待した」事実を健忘して、「みんな」と頑張るマジック。数の暴力と言うか、青の一族がPAPUWAの最後にぞろっと出て来るのだが、みんな「世界征服のために人殺しをしている血縁集団」である事実を健忘したらしい。
コタにマジックの罪を譲られる義務はないし、実の父親か色々健忘・責任転嫁しているのだから、もう色々触れない方がいいのだろうと思う。しかしPAPUWAの世界には、その人が青の一族だというだけで、背中から射ち殺したいくらいの殺意・敵意・復讐心を持っている人が五万といると思う。
コタはやはり、適当にシンタローやキンちゃん、グンマ、アラシヤマ達を盾にして生き延びるのがいいと思う。本当は父親のマジックがすべき「保護」なのだけどしそうにないから。
■公開講義を聞きに、県内のさる大学まで出かけました。電車とバスを乗りついで行ったのですが、往復5時間の道のりでした。
特にすごく待ったとかはないのですが、地図で見ると直線距離で行ったとしても、往復5時間くらいだなと思いました。慣れない道だったから余計に遠く感じたのかもしれません。新幹線の速さを今更思います。
講義の内容はよかったです。ただし時間の都合上全部は聞けませんでした。聞きたい所だけ聞いて、区切りのいい所で帰って来ました。
いつか退職して自分の自由な時間が増えたら。自分の通った京都の大学が盛んにしていた様に、公開講義に行きまくろうと思っているのですが、引っ越しが必要な様です。
本当にグンマは公共交通機関が未発達なので、住む所がとても重要になります。イベント参加等で上京すると、浅草線などひっきりなしに行き交っているのを見て、涙が出る程嬉しくなります。
(グンマの鉄道駅は本数が少ない上に利用者も乏しいので、駅舎が狭く寒い。時間を簡単につぶせるような場所も皆無に近い。よく温泉などで来た県外の人が、バスや電車の時刻表をまじまじと見て、チベットにでも来たような悲鳴を上げているのを見ないでもない) |
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