■三月中にネーム、4〜5月で原稿、表紙。5月中ごろには入稿しようと思っています。6月オンリーに新刊予定です。9月に大阪でオンリーもあります。
既存のイベントのサイクルの間に、オンリーがあります。従来の様に「コミケでこそ新刊」という「常識」が怪しくなったような気がします。イベントの王者=コミケで規模的には間違いないのですが、特定のジャンルに主に関心のある場合の人の動きは、オンリー>コミケなのかもしれません。
コミケで新刊を出すメリットは、次回のコミケの抽選に受かりやすいと言う可能性です。故にコミケ前のオンリーで既刊だけ持って行き、「今あの本が仕上がっていれば」という錯乱状態に陥ります。
「業者が自分の本を搬入し忘れた」という、前代未聞のアクシデントを経験した自分とすると。オンリーであれ、コミケであれ、設営出来た時点で自分に満点を与えたいです。そんな訳で今年は、6月オンリー・夏コミ・スパーク・冬コミで本を出そうと思います。
夏コミ&夏インテからの、9月オンリー新刊は辛いので考えていません。
■先週の今頃は、新潟の村上市で城跡に上っていました。平地にある新発田城と違い、山そのものをお城にした、古風な城跡でした。
村上市と言えばサケのイメージが強く。城跡があるんだ〜くらいの軽い気持ちでしたが、気がつけば30分かけてよじ登っていました。海まで見えていい眺めでした。
村上市というと。荷風の腕くらべに出て来ます。確か、ヒロインの駒代が落籍されて、奥様として住んでいたのが「サケの取れる所」だったと思います。そこで駒代は夫の家族と暮らして、夫が死んでしまった後、やりきれなくてまた東京に来て芸妓になったのだとか。
東京中心の荷風らしい一幕と言うか。康成なら、駒代の村上の暮らしをじんわりと書いたのかもしれません。
■職場によく、献血のバスが来ます。職場の人達も協力的で、大体の人が会場に行きます。竹淵もなんて思うのですが、血圧が低いだの、血が薄いだので、もう10何年も献血していません。
献血せねばならないわけではなく、あくまで自発的な行為だと分かっていますが、職場で一日バスを眺め、通路等で声掛けをする人を見ると、大きな声で「私は献血したいけど出来ないんです」と言いたくなります。
そんなモヤモヤのために、昨日は久しぶりに会場に行ってみました。問診等をパスし、いざバスに乗り込むと、今回もUターンでした。看護師さんが私の両腕を指すり、「血管が細い」「採血を始めても、途中で血が止まってしまい、無駄になる」との事でした。
風呂でめまいがする、等も献血をする上ではアウトなのだそうです。冷え症なので、ゆっくり風呂につからないと温まらないので長く湯に入り、めまいを覚え・・・というのをほぼ毎日やっています。体に悪そうと思っていましたが、やはりよくないようです。 |
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