 ■太宰太宰書いていたら、青森の斜陽館に行きたくなりました。新青森までならそんなに難しくない行程です。夏に「東北本線に乗る」事をメインにして青森へ行きたいので、行程を考えています。津軽鉄道の「金木駅」までたどり着けばそんなに難しい旅でないのですが、金木駅まで青森の中心部から3時間くらいと知り、しり込みしています。
■ふと見たくなったので、思い出のマーニーを見て見ました。以下雑感です。
・ジブリヒロインがやっと地に降りてきた気がする。
・杏奈のデリケート過ぎる中2っぽさに共感出来た。「みんなの出来る事が出来ない」のは辛い。自分も「普通」が喉から手が出るくらい欲しかった 出来ないから出来ないのに、怠け者、根暗、ワガママ、甘えと人は罵る
・義母や信子とのやり取りがワガママとか言われそうな杏奈だが、私も「日記を全然親しくないクラスメイトに力尽くで奪われて、回し読みされてゲラゲラ笑われた」事がある。太っちょブタではすまない罵倒が、その時私も浮かんだ
・「優しくしてあげる」と言わんばかりに、クラスメイトが(先生に言われて)「遊ぼう」とお当番の如く私に声をかけて来た時分もあった。自分の自尊心が足らない事が遠因だったのだと思うが、聖女じゃあるまいし、周囲が皆倒すべき敵に見えて、自衛的になる時はあろうかと思う。
もう、ジブリヒロインは、「敵兵の砲弾の前に仁王立ち」とか、しなくてよくなったんだなと思った
・今までのジブリヒロインが、聖女過ぎたのではないかと思う。どれぐらいジブリヒロインが聖女なのかというと、本来人徳あふれる、王道に進むべきクシャナ様が、「小さく」かすんで見えるレベルの聖女さ。
風の谷のナウシカとか、ボンヤリ読者・視聴者として見ている分には「面白い」のだけど、いざ「ヒロインに感情移入」しようとしても、到底聖女過ぎてムリな事に気が付く。ナウシカはただ優しいだけではなく、原作の最後で、全人類を敵に回す様な恐ろしい判断を下している。
マンガを読んでいれば、宮崎監督の思想なのかなと思うが、とても一個の女の子の頭の中の動きだと思えない。それだけナウシカが優れた女性なのかと言えば、本当に優れているのだからもう。
ナウシカは天性の政治家であり、努力型の科学者であり、医師であり、オリンピック選手並みの運動神経とタフさをもつスーパーマンだ。
アニメをサラッと見ただけだと、ナウシカは「優しさ」であれこれ解決している様に見えるけど違う。
彼女は高松もビックリな科学者なんだと思う。
・様々な機械の使い方をマスターしている ・グロテスクな外見を恐れないで、植物や虫を独自に調査し、理解を進めている ・地形、天候、政治的センスの把握が抜群にいい ・医学にも精通しており、負傷した兵士を効率的に救える
原作のナウシカを読めば読むほど、彼女の内面というより、彼女の恐るべき技術力に恐れをなしてしまう。Content-Disposition: form-data; name="image"
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