■下にも書きましたが。男と聞いて、奥羽のイヌたちを思い出したあたり、余程疲れているのかなと思いました。ジブリアニメも見ていなかったのを大体見ました。一番好きなのが猫の恩返しって、一番ジブリっぽくないかもしれません。
ジブリを見ていて。児童労働とセクハラと男尊女卑に近いものを感じてしましました。サツキはあの年で一家の主婦であり、そろそろ中学生なのにお父さんと一緒に風呂に入らざるを得ません。
(お父さんはメイを風呂に入れられないだろう サツキはメイを風呂に入れながら自分も入るため、メイが溺れでもしないためには三人で入るしかない)
コクリコ坂でも、レトロなカルチェラタンで男達が無邪気に遊んでいるのはタノシイ遊びでも、レトロなガスで少女が毎日ご飯を炊くのはただの家事です。頑張る海にいちゃもんはつけませんが、少女の労働を美化する意味はない気がします。
■柄にもなく疲れていました。コミケ後に行きつけの駅ソバで、万能薬的に蕎麦湯をがぶ飲みし、温泉にも行きました。しかし冬コミの申込書を書き、新刊を委託事業者に送付した頃には、真っ白になっていました。仕事も一段落し、体の力が抜けました。
しかし本当に真っ白になるにはまだ早く、インテと9月大阪オンリー、スパークと続きます。真っ白とか言いながら、新大阪駅で下車する頃にはテンションが自分では抑えきれないくらい、上がるんだろうと思います。西日本の電車大好き。
■男ってなんなのさと思った時、あの犬たちを思い出しました。昔ジャンプで連載され、アニメにもなった銀牙流れ星銀です。
当時自分は幼稚園生でした。園内で花火をした時、キラキラした光を見て、「アニメの銀牙のオープニングみたい」と思った事をまだ覚えています。
銀牙、まさか最初からイヌマンガだったのかなと思いましたが、やっぱり「少年とイヌと熊」のお話として始まったんだろうと思います。悪い話じゃないと思いますが、そもそもコドモが「クマを殺す」話はよろしくなかっただろうと思います。
殺すだのなんだの言う話は、イケメンの犬たちが言えばこそ格好もつくわけで、残念ながら小中学生男子に似合う言葉ではないと思います。
またイヌを飼うと言うリアリティを思うと、どうしても親御さんの金と努力がないとイヌなんて飼えない訳で、そんな頑張り屋の両親がいる少年が、「クマを犬と殺す」なんてどんな理由があろうとも周囲が許さないと思います。
銀牙、犬たちが余りにイケメンばかりで陶酔中です。こういうの読みたかったと思いました。イヌと言う造形も素敵ですが、いろんな性格のイヌがいて、イヌが正義を説くのを見て、ときめく日が来るとは思っていませんでした。
そのうち、あまりに長い続編の方も読むかもしれません。いつもコンビニに行くと、イヌマンガ売ってるなあ、巻数多いなあと思ってスルーしていたのを取り返す日が来たのかもしれません。 |
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