madeingermany

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...... 2019年08月31日 の日記 ......
■ 弱きもの   [ NO. 2019083101-1 ]

■疲れたので好きなものを食べて、家でじっとしています。車で10分前後の所に温泉もあるし、いつまでも寝ていれば寝ていられる環境なのだと今更思います。

日帰りで温泉に行き、いくら所持金があれば、この温泉に閉じこもっていられるのだろうと割と本気で思います。

(昔の湯治場だとワンシーズンいるのが普通だったらしい。部屋と蒲団だけ借りて、自炊して暮らす。夢みたいだけど、それって家族や夫婦で来た場合、女性は悪夢みたいなもんだと思う。休まらない。)



ウィードではイヌが温泉に入る絵があります。銀牙本編ではなかった、「イヌがくっつきあって団子で眠る」絵もあります。寒い地方が舞台なだけに、心温まる絵です。そう言えばジョンはあっても温泉に入りそうにないし、誰かとくっついて眠った絵もないです。

ウィードでは若者の中にサラッと赤目総帥がいます。違和感の無さがすごいです。紅桜が10歳で老犬と言われましたが、赤目はもう10代後半のはずです。



■銀牙本編の最後は、じい様の死です。あの広大なリキのテリトリーは人間サイドから言うと、じい様の土地だったそうです。

大輔がじい様の孫とかだったら、奥羽の広大な楽園を人間の方から守れるようにする事も可能だったでしょうが、山奥だからイヌの群れがいていいとはなりません。多分じい様の死と同時に、銀達の安住の地はなくなったのでしょう。



赤目がたびたび、人間のものに手を出してはならないと言いますが、その通りです。赤目はイヌなので権利や所有について何も出来なくても、イヌはイヌなのだという事をよく考えていました。人間が個体としては弱いとか、尊敬できないとかは別問題です。

(赤目がウィードで救命措置を別のイヌに施しているのを見て驚いたができそうだと思った。賢すぎるワンコ)

銀牙シリーズは人間が混じると、どうも面倒くさくなります。法玄兄弟も、普通のグレートデンとして幸せに生きる道もあったろうと思います。どんな凶悪なイヌよりも、普通の人間の方が残忍だと言うマンガ。




銀牙本編のいい所は、普通にイヌ同士で暮らしている所でしょう。ジョンとか、医者の飼い犬というこの上ない待遇より、リキや銀に殉じる方を選んでいます。あり得ないアニマルファンタジーですが、だからいいのだと思います。

人間が一番ひどい生き物なのかもしれません。そしてフツウの人間の男が、銀牙シリーズのどの悪役のイヌ達より、中身がなく残忍で非道かもと思います。

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