■銀牙からウィードの流れの時も思ったのですが。別にオリオンが始まっても、旧世代の話が再開される訳じゃないんだなと思いました。ウィード完結からオリオン開始の流れも、「別に銀、ウィードのその後の話が読める訳じゃない」と今更のように思いました。
続編と言うより、次世代?のイヌ達の全く新しい、ベツの話なんです。ウィードもオリオンも。銀は?ウィードは?というクエスチョンは抱いたもの負けです。そしてジョン、白狼、如月他前作のイヌ達は、新作において作者に描かれた時点で、順次殺されること決定済みです。
父親世代、祖父世代に恨みでもあるのかと思うくらい、世に出た銀牙の続編では、旧キャラのイヌ達の扱いが無残です。魂の系譜とか言われても納得出来ません。その今作者に紙上でぶっ殺された老犬が好きなんです。
銀牙の時から、「イヌを殺さないで・傷つけないで」というファンレターが作者に届いていたそうです。しかし死者の数や、負傷者の末期のシーンなどはむしろ増加している印象です。作者お気に入りなのか紅桜の死なんて、何故か数回描き下ろしで読んでいます。作品全体が、「散華」に燃える傾向の様です。
(またキャラがイヌなので、人間の様な損得勘定が薄いため、また描けないため、負傷させる等でしか動かせないのかも)
■毎日愚痴ですみません。これでも、近所では有名な仲良し父娘でした。あの頃はどうかしていました。父親がバイク好きで、若い時はよくケツに乗せられてお出かけしていました。
大体、子供が三人いる男がバイク他、多趣味ってのがどうかしていました。父は園芸(嗚呼)、無線、写真、釣り、バイク他、あり得ないくらい時間とカネを自身の事につかっていました。母を無駄働きさせながら。
男の趣味と言えば鉄道、ないし温泉めぐりですが(少し昔の温泉は売春の場でもあったので、あまり女の行くところではなかった)、なんでどの鉄道本も、温泉本も、オトコばかり書くんだろうと思ったところ。
そりゃ、一定の年齢になった女性の多くは、育児・家事・介護に追われ、温泉だ鉄道だバイクだって、ありえないんだと思いました。育児にせよ、介護にせよ、24時間労働です。ブラックです。
しかも、外部の人に力を借りると、「あそこのお嫁さん、オカネで赤ちゃんとおばあちゃんのお世話を他人に頼んでいるらしいわよ」と言われかねません。田舎なら孤立して致命傷です。
赤ちゃんはまだしも、おばあさんによっては、「家の中のキタナイ事は、嫁にさせるべし」と息子にも厳命し、あり得ない労働量を嫁に課す人もあろうかと思います。
自分もいい加減若くなくなった時、自分の見て来た女性観は間違いだった、愛してくれる優しい男性もいるに違いないと、行動を起こしましたが大怪我しました。
自分の価値観が間違いだったのか、行動の内容が間違っていたのか、そもそも生まれて来たのが間違いだったのか(両親はデキ婚だった)。知ったのは、自分が好きで学んできた歴史の世界と、平成令和の今の世がつながっている事実でした。
家庭とは性欲と支配欲が、オフィシャルにまとまった最小の単位であり、オトコにさえ生まれれば君臨できる場のなのだと。 |
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