■白痴を読んでいます。アグラーヤが、過去最高に荒れています。彼女は公爵にひかれているかもしれませんし、公爵も彼女を気に入っていますが、公爵はインコでも飼うようにしか女性を扱えない人です。
猫や雀じゃあるまいし、「可哀想だねえ、怪我しちゃったの? よちよち 君は悪くないよ〜」とナスターシャもされて、頭に来たのかなと思います。でも公爵はそういう愛し方しか出来ない人です。
くどいですが漱石も。アンチ社会制度、アンチ結婚制度みたいな、暴れん坊でした(小説のなかでは)。博士号も受け取らない、よく分からない方向に荒れている人だったと思います。
漱石ほど公爵は激しくありません。公爵は、根が優しい人なんだろうなと思います。漱石は未だによく分かりません。アンチ結婚制度みたいな小説を山ほど書いたのに、自分は子沢山です。
鏡子さんに対して、人間らしい愛とか責任とかでなくて、単に動物的欲求だけで接していたんでしょうか。(昔の男だからというか、そういう理解しがたい男は多いと思う)
■先日書き忘れていた事がありました。
男性声優さんのトークCDと言えば、対談の場合、よく「お酒の席」の話が出るイメージがあります。声優さん同士がしゃべりながら、「あの打ち上げの飲みの時〜」とか、「最近一緒に飲んでないね」とか、よく出て来ます。
自分は、仕事や用事が終わったら即行帰りたい人なので、そういう飲みの席の話とは無縁です。仕事柄、忘年会、送別会等への参加が義務みたいなものなのですが、感覚は仕事の延長上です。マイカー王国に住んでいるせいもあり、飲みは危険です。
自分の全然知らない、楽しそうなお酒の場というものに、声優さん達のトークを通じて、自分まで楽しく参加しているような気になれるのが好きです。
あみちゃんも
往年の漫画などを思い出すと、ハーレムじゃないですが、お酒の絵が多かった気がします。どんな飲みだったのかは、当事者でないので分かりません。
ただ悲しいがな、いまだに女性の「飲み」はポーズが確定していない気がします。昔の男性なら、沢山飲める・沢山周囲に無理矢理でも飲ませる、のがエライという向きもあったでしょうが、今も昔も、女性の飲酒は男性ほどは推奨されていない気がします。(女性はお勝手にいるものともされるし)
健康面への影響、それに女性が痛飲した場合、「公園で寝ていた」「駅で知らない人に介抱されていた」などあれば、実に悲惨な結果に至る事もあるでしょう。
男性声優さん達の場合なら、男性同士のドレスコード的なものもあるでしょうが、女性だけのグループで飲むとかでないなら、やはり女性の「飲み」はいい事ばっかじゃない気がします。
往時のあみちゃんの飲みがどんなだったかは知りません。世間一般の、「女性として」という狭い枠での飲みのポーズと言うのも、どこかにあるのかもしれません。(男性声優さんのトークでよく、「打ち上げの後、家にどうやって帰ったか記憶がない」とかあるけど、女性が一人でそれやっちゃ危険だろうなと思う) |
|