madeingermany

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...... 2019年11月11日 の日記 ......
■ あみちゃん   [ NO. 2019111101-1 ]

■ドストエフスキーの白痴を読んでいます。安吾の短編にも同じタイトルのものがありますが、人物の性別が異なっています。

公爵がアグラーヤのフィアンセになるらしい所まで読みました。結婚なんて一番生活力外が必要な面に、公爵もアグラーヤもなんで進もうとするのでしょう。


公爵が誰であれ女性を守ってあげようとか、好きだとか思えば性別、年齢的・社会的にプロポーズになるのだろうと思いますが、公爵ほど浮世離れした男の求婚なんて、余程しっかりした人が側にいないと混乱のもとです。

漱石だと、公爵みたいな仙人のような男をたたえ、虞美人草の藤尾のお母さんや、それからの兄一家みたいな「社会とは」みたいな人達を叩きのめすのがセオリーですが。ドストエフスキーにはそういう意図は感ぜられません。公爵はひたすら転げ落ちるだけみたいです。



■原稿しながら、男性声優さんのラジオCDを聞いていました。どれも面白かったです。以下、見当違いかもしれませんが雑感です。



・女性向け作品でよく聞く、男性声優さん達なので、女性ファンも多い方達だと思う。下ネタ系でも、女性が聞いてエッと思うようなのは少ない。まったり、とか言うが細やかな神経使いを感じる。

あるラジオCDでひたすら、おっぱいおっぱい言うものがあったのだけど、嫌悪感とかはない。あくまで声優さん達の語る理想のおっぱいの話であって、実在する女性のバストについてだらしなく語る訳じゃない。



さて、男性声優さん達は大体30歳前後の人が多かった。皆ヒット作もあれば、異性ファンも多い。ライブ、キャラソン、舞台お芝居と華やか。もはやアイドル。

もしかしたら、我らがあみちゃんは、「こういうやつ」を指向していたのかもしれない。声優さんは、「ネタ」「キャラ」「作品」「御本人のお人柄」「ファンサービス」などがかなり密に絡み合っているので、そう思う。


・ご本人が、あたかも作品中のキャラの様に愛される
・男性声優さんには女性ファンが、女性声優さんには男性ファンが、それぞれコアにいる気がする。異性にもてる。社長さんや、役員さんとも仲良しなイメージ
・(下品にならない系)下ネタではしゃぐ
・ご本人のサインとかみんなが欲しい


男性声優さんの主なイメージだけど、あみちゃんの指向と似ていなくもない気がする。キャラ=声優さんご自身というノリは、結構自分もやってしまう。前野さんの生真面目さがいい意味でカミュに重なるなあと思うが、前野さんは素で愚民めとは言わない。

あと

男性声優さんのラジオCDは、あくまで仲良しな声優さん同士で、おっぱいおっぱい言い合っているから、キャイキャイした感じに癒されるのであって。

もしあみちゃんが、そういう系の人になりたかったのなら、同性の相棒や仲間が必要だと思う。ただ女性漫画家というと、人前に出たがらないイメージと言うか、いつの間にか地元で結婚退職しているイメージがある。

もしあみちゃんと同じ指向の女性漫画家さんが、当時600人くらいいたら、何かが違ったのかもしれない。(現在、声優名鑑の男性声優さんは600名くらいだそうです)

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