madeingermany

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...... 2019年11月14日 の日記 ......
■ 献血   [ NO. 2019111401-1 ]

■漱石って、アナーキストで無神論者で革命者的なノリがありますが、自分の思想を具体化するには真面目で頭が世過ぎて、思想の過激さに体がついていかなかった様な人かもと思います。

(博士号を蹴ったり、西園寺公望のお呼びに応えないと言う反抗心はあるが、朝日新聞との契約には生真面目だった漱石)

ケッコン制度なんてこの世の害悪!とか(小説中で)言いながら鏡子さんと結婚し、大勢の子供を得て。漱石の生前に子供達は成人しませんでしたが、行人の一郎の様なシニックな顔は、子供の結婚式などでは静まるものだったのでしょうか。


■ドストエフスキーの白痴を読んでいます。公爵に派手な縁談は無理だろうと思って読んでいましたが、本当にダメでした。ダメですが、こういうダメなのリアルでも見た覚えがあります。

自分も、よくよく気をつけないとマシンガントークする事があります。そういう時、仮に相手がニコニコしていても多分迷惑しています。公爵の様に「ご迷惑ではないですか?」など私も相手に聞く事がありますが、迷惑な時に迷惑ですとハッキリ言う人はまれです。

後でマシンガントークしてしまった人と、二度と話せなくなった時。「だからあの時、時間ありますか?ご迷惑ではないですか?」とかアタシ聞いたじゃん・・・とか思いますが、もう自分はその人にとって、ただの何かのセールスマンくらい邪魔な人なんだろうと思います。

迷惑なもの、関心を持つに値しないと思うものに対し、人は無駄な労力を使いません。漱石的なオチ、こころの先生と私、行人の一郎とHさんみたいなのが公爵にない分、白痴は公爵の精神病の再発で終わるそうです。



■献血のポスターが話題になってしばらくですが。明日、自分の職場に献血のバスが来ます。以下雑感です。


・自分は貧血気味、睡眠不足、血管が細い、血圧が低い等の理由で、献血の出来ない事が多い。なんとか問診を切り抜けてバスに乗り込んでも、「針を入れて献血を始めても、途中で血が止まり、献血できないだろう」言われ、とバスを何もしないで降りた事もある。

・そんななか、あの有名になったポスターについて。「オンナは献血に興味ないから、見て欲しかったし(意訳)」とかいう貼った方の意見があるらしいと聞いた。




・妊娠中、授乳中の女性は、たしか献血を避けるものらしい。この国は、女性にえらく何でも押し付けると思う。何でもいいから俺達のために家の内外で働けと言い

献血出来なくなるのを知りつつ、「いいから子供を産め オンナがワガママで子供を産まないから、俺達の国がなくなる」と脅す癖に、今度は献血しろと言う。

・私は多分明日も献血できない。寒くて血管が縮こまっているので、多分無理だと思う。睡眠は何とかとるにせよ、冷え症で血も足らない。おまけに月経中なので、血が流れ放題出ている。むしろ血が欲しい。

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