■響け!のドロッとした部分じゃないですが。「自分より劣っている人と自分が思う人を側に置いて、満足を得ようとする」人がいます。そんな汚い事をされれば、そんな人は人が離れていきますが、恐ろしく狡猾で狂暴な人の場合、成功する事があります。
自分の父が、何故母と結婚したかと言うと、他に理由が思いつきません。愛してもいないし、母がお金持ちで美人だとかはありません。見下す相手が欲しかったから、結婚して父親になったんだなと、近年思います。
小中学生の頃の狭い人間関係において、そんな感じの子を結構見かけました。「この子なんで私に関わるんだろ」と思った時、理由は一個しか見つかりませんでした。そういう子の特技は、大体ピアノだの音楽でした。
■赤毛のアンを読んでいます。アンが冒頭からしゃべりっぱなしです。漱石、ドストエフスキーと続き、よくしゃべる人物の多い小説にあたる気がします。
■響け!ユーフォニアムを見ています。みどりちゃんの名前は、緑輝でサファイアですが、サファイアなら青輝じゃないかと、ふと思いました。以下、雑感です。
・竹淵の音楽にまつわるトラウマは、置いておく。死ぬまで忘れないと思うが、響けを楽しむには邪魔 合奏・合唱は、団結しないと完成しないものだから、色々が鈍い竹淵には地獄だった事だけ特記したい
・スラムダンクではないけれど、流川タイプのキャラは主人公には向かないものらしい。麗奈のフィーチャーのされかたを思うと、麗奈がヒロインでもいいじゃないかと思うが、彼女では「お話」が盛り上がらない スラムダンクの主人公が流川ではないとの同じか
かとって、尺の無い最近のアニメでは、桜木の特訓みたいな場面が用意できないんじゃないかと思う。なのでフリー!でも皆ある程度泳げるキャラが多かった。素人ばっかりなんてのは、流行らないと言うか、アニメにする時間も手間もないのかもしれない。
フリー!の素人と言えば怜。よくあそこまで泳げるようになったと思うが、見せ場を凛に奪われて、怒りが収まらない。宗介が岩鳶に怒っていたのは、「速い凛を替え玉にして勝とうとした」からだろうが、事実は凛のだらしなさが全て
京アニのキャラは、完璧な子の方がフィーチャーされるのだろうかと思う。氷菓でも、える、奉太郎ともに最初からエンジン全開だった。話数を思えばそうなるのだけど、それじゃ響けの葉月ちゃんとか、完全に咬ませじゃないと思う。
久美子は
・既にある程度まで演奏できる ・お友達が多い ・教員、先輩に好かれる ・家族もちゃんといる ・性愛的に愛してくれる男もいる
ここまでそろっていて、何の伸びしろがと思うが、久美子の内面的成長〜とか言われると曖昧だなあと思う。麗奈みたいな激しい子が自分は好みかもしれない。
人間関係のヨーグルトみたいになった吹奏楽部に在籍して、割と大丈夫なあたり、竹淵とは全く違う世界の女性だと思う。「違う人生、違う世界」をガッツリ楽しむのがアニメの醍醐味だと思うけど、リアルよりなだけに苦しさもある。
麗奈の激しい所は好きだけど、トランペットで高みを目指す事と、先生への恋は多分両立しない事を彼女が気が付いていない所に、彼女の年相応さを感じる 可愛い |
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