madeingermany

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...... 2019年12月07日 の日記 ......
■ アン   [ NO. 2019120701-1 ]

■響け!一期を見終えました。終盤に向かって、部内政治の毒々しさは爽やかさに昇華されていました。優子先輩は愛が重かったけど、悪い人じゃなかったのかもしれません。チームモナカも可愛いです。

部長、麗奈、みどり、あすか先輩達「明らかに上手い人達」から漢気というか、タフさを感じるのは想定内だったのですが。葉月ちゃん、夏紀先輩達も、サムライな所があるなと思えてドキドキしました。みんな、(技量に関わらず)戦場にいるんだなと思いました。



■上田電鉄に乗って来ました。長野は私鉄がいくつかあって、長野電鉄、アルピコ交通には乗った事がありました。いつか別所温泉に行く、そして上田電鉄を楽しみたいと思っていました。

まさか橋が台風で落ちるとは思わず。でも代行バスがあると知り、出かけました。終点の別所駅は愛らしいミントグリーンの駅舎でした。少しでも復興に足しになればと思いました。



■赤毛のアンを読み終えたので、アンの青春にとりかかりました。女の子のバイブル、特に「不美人」な文学少女に最適と、何十年前から聞いていた本です。

本の内容に「女性性」とかガツンと表に出されると、読みにくいのですが、別に100%共感して読み進める必要はないと思っています。アンは、


・ソバカスが多かったのは、貧弱な栄養摂取と、子供時代の過労からだったのではと思う。マリラの適切な食事と、マシュウからの共感等でリラックスしたアンの肌はキレイになった 結果散々悩んだ彼女の容姿コンプレックスはほぼ解消している

・兎角信者が多い。女っぷりがいいとかではなく、近所の中高年男女、幼児達、同級生の男女両方から多大なる絶賛を浴びている 孤児だからと言うはずかしめは、赤毛のアンの冒頭でほんのちょっとあっただけ



日本なら、「この子はアタシの生んだ子」「この子は遠縁の〜」とマリラは取り繕ったのだと思う。カナダはオープンで博愛の国なのか 日本だと「生まれ」が特に女の子は絶対であり、氷点を思い出す 

特に欠点のない少女でも、「生まれ」次第では自殺しかねないのが日本と言う国 そして「生まれ」にこだわる事を認知し、いい大人同士が「僕はアタシは生まれが〜」ないし、「貴女の生まれは宅の息子にはふさわしくない」とか普通にある国



アンの世界が分からない。ディズニーランドかと思う。どこのプーさんの森かと思うくらい、平和で愛があふれている 私の知らない世界 容姿コンプレックスも、生まれの引け目も生涯私は負うのかもしれないと思う

もうアンという女性に感情が追い付かないし、とても共感出来ないので、あらすじと彼女の周囲のコメディだけ読んでいる それだけでも結構面白い

ギルバートみたいな男性に出会いたいとは思わない 私も異性から散々バカにされてきたが、私がいわゆる「偉い」学校を出て「偉い」職業についた時、私には誰もいなかった そして別に困っていない

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