 ■ピアノの森の カイと修平についてです。
・カイにとって修平は、ピアノの通じての初めての知り合いと言う事なのかもしれない。阿字野との方が途切れないで接しているけど、たまに修平と会った時のカイはすごく嬉しそう。友達なんだなあと思う。
修平にとってのカイは、そんな思い詰めなくてもと思う。パパからの無言の重圧もあるし、ママの阿字野先生への一方的な熱意のために、うっと思う事もあるだろうが、何故もっと早く「自分のピアノを弾く」と思ってくれなかったものだろうと思う。ほとんどクライマックスで、「自分はピアノとつながっている」と修平は思ったみたい。
カイに食ってかかりそうな修平と、あくまで友達として付き合いたいカイの乖離が悲しい。カイには、森の端の「横暴」な人達も守るべき対象に思えるけど、修平にはママやおばあちゃん、ピアノの先生達もなんかこう「敵」なんだなと思う。
読んでて悲しいのは、修平のママ。物語序盤で、ママが阿字野先生!!!?とならなければ、ピアノの森のお話は動き出さない。阿字野先生も、まさか小学校の関係者に自分のファンが来るとは思っていなかったのだろうし。
でも阿字野先生が、修平のママを覚えてくれるはずはなく。レイちゃん同様、息子を大事にしているだろう彼女なのに、端役だなあと思う。修平の場合、パパの阿字野先生への異様なまでのコンプレックスが憑依しているので、パパのアシストの域を出ないママの存在は低いのかもしれない。
■コミケ前にしたい事と言えば。搬入、新刊入稿、ホテル予約、新幹線の切符を買うなどですが。寝ないとなあ、風邪ひきたくないし、と思い早目に寝ました。
8時半くらいに布団に入りました。こんな早い時間に眠れるはずない、と思いつつ、呆れる程寝てました。職場でも、クリスマス前後にしっかり休む人もあるので、早目の就寝くらいいいじゃないと思いました。 |
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