 ■響け!二期、劇場版一作目を見ました。キャラの家庭環境等が割とハッキリ書かれているのは久美子、あすかくらいですが、久美子の性格って次女っぽいなと思いました。
久美子が比較的奔放に育てられたのは、多分麻美子が姉として、「いい子」を演じ切り、家庭内を平和にしていたからだろうと思います。麻美子が両親を満足させて、「育児ってこんなもの」と安堵させ、久美子が多少成績が低くても、楽器ばかりしていても、騒がないでいてくれたのでしょう。
黄前家は、麻美子あっての黄前家だったのだろうと思います。彼女が姉として演じ通し、姉妹の待遇を切り開いたのかなと。その姉への久美子の態度。次女だなあと思います。
(ちびまるこちゃんでも、さき子はもも子に不満があるが、もも子はもも子で、家族に甘え、いい目を味わい、姉を馬鹿にして苦しめ、ヒロイン補正でなあなあになる)
何もかも用意されて、安寧の暮らしの上での「アンタは根性なし」発言は、流石、泣きじゃくる中3の麗奈に「本当に全国行けると思ったの?」と言っただけの事があると思います。
今の北宇治の吹奏楽部も、あすか世代のふんばりがなかったら空中崩壊していたのだろうと思います。そのあすかにあの言い様。ヒロイン補正なのかなと思いました。
■アンシリーズを読んでいます。ダイアナも結婚間近という、当初の乙女チックなムードが薄らいで、読みやすくなったかなと思っていた矢先。やはりヤバイものを読んでいると言う自覚がぬぐえない場面にぶち当たりました。
乙女チックだ、少女過ぎる、と言うならいいんですが。 時代が時代なのか、「邪魔な野良猫を、家庭内で薬殺する」というとんでもない場面に出くわしました。うら若いお嬢さん達が集まって、家に野良猫が来たと言う話になって、どうする?薬物で殺そう!とサラッと話していました。
子猫なら薬で殺しやすいよね!と、少女達が平然と話しています。時代が時代で、和訳されていたのが戦中戦後だったとは聞いていますが、猫にそんなことする時代だったとは、別の意味で読みにくい本です。アンの、ウットリした描写はなんだったのか。(※赤毛のアンは日本でいう三四郎の頃書かれた)
アンシリーズに惑溺するという、日本の女性の感想は、一体どの辺の描写からときめくのか。グリーンゲイブルズの美しく可愛い家にときめくのだとしても、まじまじ考えて、浴槽のない家に日本人は住めません(多分)。こんなに読んでいるのに、入浴の場面がないなと思います。
当時なので、でかめの桶につかって行水だと思うので、若干恥ずかしいかもしれません。教員は児童をムチで叩いてOKな時代です、感覚がどうも世界観に追いつきません。
■11月くらいから、世間でクリスマスクリスマス言うので、今日がクリスマスだと言う感じがありません。近くのスーパーのクリスマスケーキのチラシを見て、食べたい〜と思い、いや太る!と思って諦めて、自分のクリスマスは終わっていました。
そもそも12月23日、好きで仕事に出ていたので、あんまり感慨もありません。祝う!クリスマスやる!と気張っていいことあった試しもありません。どうしても人真似になって行って、楽しくなくなる気がします。正月も仕事です。 |
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