■ボヴァリー夫人に続き、レベッカを読んでいます。いずれも全く別の小説に出てきた小説です。古典的な小説をなるべく読んでおかないと、パッと読んだ小説の本当のテーマや、ちょっとしたお茶目、趣向みたいなのが分からないのかもと思うと、書淫はやめられません。
■なんで疲れた時、諸葛瑾お兄様を思うのかというと。お兄様の時代、漢末〜三国が本当の地獄だったからというのもあります。本来生まれた場所から離れたがらない中国人が、大量に南下するというありえない時代です。
ファンタジー小説みたいに戦闘ばかりで、一般人は生きている気がしなかったでしょう。そんなか、生きている限りは自分も、家族も含めて泳ぎ切ったお兄様は、只者じゃない気がします。辛い時は、教えてお兄様と胸の中でいろいろ聞いています。
■長いピアノの森という漫画を一貫して楽しめるのは。佐賀先生のおかげもあるかも、と思います。カイや阿字野先生、修平、誉子達という、ミラクルな人ばかり見ていると、凡人は理解が追い付かない時もあります。
佐賀先生がいつも的確なコメントをし、カイ達が実にランク外の天才であることを、ごく自然に解説してくれるから、全然わからないピアノの世界を、自分も分かったような気になれます。そのうち、佐賀先生の小説を書こうと思います。
■行動範囲=鉄道路線です。先日何か美味しいランチが食べたいと思ったら、高崎のホテルメトロポリタンに足が向ていました。
(竹渕さん友達いないんですね、かわいそうですね、お寂しいでしょう、お辛いでしょうと言ってくれて構いません)
高崎駅と一体化しているホテルなので、変な緊張も覚えません。1,800円というリーズナブルなお値段で、お腹いっぱい会津フェアのお料理を楽しんできました。
■大人になったら、文豪みたいな生活しようと思っていました。旅館に二か月逗留とか。康成や志賀直哉、他有名作家などが「温泉宿」に逗留していたよというのを売りにする旅館が多々あります。
よし、やろうと思った幼年期。
そんなお金ない事に、大人になって気が付きました。大体、まとまった休みというものがありませんでした。連休や年末年始を温泉地で過ごそうものなら、料金が加算されていて、検索してもそっとパソコンを閉じる感じです。
あと
旅館さんのご飯は大体ボリュームが多いです。いつだったか連泊して、しっかりご飯を食べていたら太りました。魚の塩焼きに肉鍋を食べた後、ご当地スイーツなど食べれば体重アップです。康成じゃないですが、「バタートーストを田舎の和風旅館に頼む」みたいな徒手空拳、ちょっと出来ないです。
とりあえず
落ち着いたら、常磐線で仙台まで行ってこようと思います。イバラキに一泊、秋保温泉に一泊しようと思います。白樺派の人たちみたいに、お金持ちな事は出来ませんが、鉄道旅行で二泊くらいなら何とかなります。 |
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