 ■ルパンのファーストシリーズを見終えました。テレスぺの終わり方の様な、「銭形とルパン一味の追いかけっこ」な最後でした。こんなに続くと思わなかったという清志さんの言葉通り、こういう「終わり方」がまだまだ続きます。みんなで万歳して終わりとか、これこそルパンという感じがします。
何回か分続けて見ると、もっと物語っぽい終わり方もいいなと思いますが、ルパン特に二期が一話完結であることを思うと、これが大正解なのかもしれないと思います。何回も再放送された理由は、ここにあったのかもしれないと思います。どの回をいつ見ても、同じ満足と安心があります。
自分は子供の頃、テレビと言えば別の家族がチャンネル権を握っていて、思うようにテレビが見られませんでした。そんな中、いつ見ても面白いルパンがありがたかったです。盗む〜何かとちる〜銭形に追われる〜大空に向かって逃げる、なんて簡潔なんだと思います。
よく考えるとルパン一味は窃盗グループであって、逮捕されてしかるべしなのですが。大体の場合は「ルパンより悪そうな敵役」が出てきて、ルパン達の非合法性が曖昧になります。毒をもって毒を制すとかいう言葉が浮かびます。
子供の頃はそんなこと考えないで、二期らしいキレイな外国の風景や、カッコイイ車、ジュエリーや絵画にウットリして30分夢心地でした。今も気が付くと難しいことを忘れて、次元撃って〜とか思いながらストレスを忘れます。
■疲れを取ろうとして早めに寝て。猫に起こされたり、半端に目が覚めたり。嫌な夢を見たりしました。・・・
・・・大塚周夫さんは、忍たまの長い歴史の中で亡くなる時まで、山田先生を演じておられたなと思いました。22年されていたことになります。還暦を迎えてからの演技でも、若々しくて時に可愛さもある声だったと思います。
周夫さんが亡くなった時の、忍たまの原作者の方の悲しんでいた様子を思い出しました。
ルパンファーストシリーズから今でも現役の方というと、清志さんのみと言えます。近年の次元の声のオーディションに、清志さんが参加されていたとも聞きます。
オーディションに参加していた他の役者さんの驚きはどんなだったかと思うと同時に、「もうすぐ逝くからそれまで」という、古武士のような言葉を残されたと聞きます。次元ももしかしたら、何かの時にそんなことを言うのかなと思いました。 |
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