 ■死の翼アルバトロスを見ました。以下雑感です。見当違いの事を書いていたらすみません。
・セカンドシリーズの中の一話と言うより。宮崎監督の作品の一つだと思う。他の回から「浮いている」印象
トトロ、ナウシカ、ラピュタなど明らかに宮崎監督の作品として有名なものが出てくる前の作品。露骨にエッセンスが出ているというか、好きなものを詰め込んだなと思う。
■奇抜なおっさん
もののけ姫他監督の作品にはエグイおっさんがよく出てくる 風立ちぬの主人公も奇抜なおっさんの一人では
■いわゆる女性らしくない女性
不二子は絵に描いたような女っぽさがいいのに、監督は女らしい女が嫌いなんじゃないかと思う ナウシカも少女であり姫で姉であり、母であるというごちゃ混ぜな女だ 原作じゃエスパーで破壊神で慈母でもう混乱のドツボ
パンツもブラジャーもない不二子が見ていられない 監督の描くルパンは不二子に冷たい 不二子もルパンに冷たい 大人の関係だというのかもしれないが、セカンドの甘々な二人に慣れた最中に見るとエッと思う
■食事シーン
トトロあたりでは飯は綺麗に食うけれど、アルバトロス冒頭の食事シーンは食べ物への冒涜なのでは なんで不二子がマシンガンを連射しながら飛び込んでくるのか、今でもって分からない 原爆の部品をルパンに渡すカムフラージュだったとしても、食いものの描写が汚い
■飛行シーン
ラピュタじゃないが、カリ城でも飛行機VS飛行機をもっとやりたかったと言う監督 紅の豚は素晴らしいのに、他人のフンドシなせいかルパンでは「てんこ盛り」な感じの方が強い そんなに飛行機の絵と動きにこだわるのなら、不二子にパンツくらいはかせても
(今でもって不二子がパンツなし おまけにルパンに下着一式をさらされる不名誉まで味わわされる意味が分からない)
■アニメは、特にルパンは監督が目指すような理想郷とか、モットーとかなくていいと思います。調べていくと監督がルパンについて語ったコメントが読めるのですが、妥当なようで妥当じゃない気もします。
今もルパンシリーズが更新中であるという事実があります。古いアニメファースト、原作以来、2019年以降の作品も大勢の人から愛されています。監督がルパンをしていた頃は、ルパンの創成期に近い方だった混沌の時期だったとしても、ルパンワールドは今も健在です。
さらば愛しきルパンと言ったのは監督であって、令和の今でも、こんちにちはルパンという感じでしょう ルパンに理想があるのか?スローガンは?的な問いの答えを私は求めませんが、北海道は浜中町で町おこしの起爆剤の一つにルパンがなっている事実が私は好きです
浜中町の役所の封筒に、アニメルパンが印刷されていて、すごく好きです。(観光案内を求めたらグンマまでチラシ等を送ってくれた ありがとうございます) |
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