■パート3を見ています。アニメの全体的な色合いがカラフルで明るいです。セカンドの終盤のような、藍色とピンクというアンニュイな色合いは使われないようです。
不二子の服も、露出が多めでもなぜか健康的な雰囲気です。セカンドの印象的なピンク色のルージュをつけないせいか、スッピンに見える不二子。
どのくらいパート3が健康的な描写が多いのか。
・セカンドでは「食事が気に入らないと、気に入るものが出されるまで食べない」ゴエが、「路面に落ちた豆腐でも食べる」「食事をルパンに乞う」などする 気のせいか体もムキムキで、栄養が十分そうなゴエ
・次元と言えばソファーで仰向けになって、度数の高い酒とタバコをたしなんでいるイメージだったのが。トレーニング機器で体つくりに励んでいる 次元の身体能力を考えれば当然の描写なのだけど、とても明るい次元大介
・ルパンがよくしゃべる。セカンドでもよくしゃべるのだけど、パート3の方が更によくしゃべる気がする ファーストみたいなキツイ物言いはしないし、セカンド的な秘密主義な部分はどこかに行ったみたい
・スッピンに見える不二子。あと、不二子の身体能力なら敵に捕まってキャーキャーいう事自体違和感があるのだけど、なぜかパート3の不二子は大人しめな気がする。いい意味で王道の「ヒロイン」になった気がする
泥棒なのに、昼間の明るい日光が似合うルパン一味?
■バーネット探偵社を読んでいます。パート5でネタになったので、気になって読んでみました。ルブランのルパンのテンションは、モンキーパンチ先生の漫画のノリではなく、アバンチュリエの森田先生のスピード感の方です。
モンキーパンチ先生はあくまでネタとして、ルブランのルパンを持ってきたのであって。どこまでもルブランのルパンを再現したいだろう森田先生とは、そもそもスタンスが別です。ルパン、というワードだけが同じだけです。
森田先生のルパン。異様にハイテンションで、泥棒なのに背徳感ゼロな感じがすごいのですが、確かにルブランのルパンはそうなんです。
あとルブランのルパンは紳士です。正確には庶民なんじゃないかと思いますが、振る舞いが上中流の男性のものです。社交界でギリギリ許されるハイテンションさを身に着けているあたり、非常に面倒な存在なのだろうと思います。
舞台がイギリスだと、カッキリ身分社会なのが書かれますが、主な舞台が近代に近いフランスなのでイメージがちょっと難しいです。日本でいうと、華族という人たちが本当にあった時代のお話です。Content-Disposition: form-data; name="image"
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