■お金のない若い頃。親に「近所にもいいところがある」と言われ、大掛かりな旅行をしたことがありませんでした。グンマに「いいところ」が沢山あるのは知っています。でもそういう事じゃないんだよなあと、子供の頃から思っていました。
東京の暮らしを知らなければ、「グンマの田舎暮らしは最高」とか思わないんじゃないかなと思います。大学の敷地みたいに広いイオンがあったり、大きな観音様が立っていたり、高層な県庁がドンと立っている光景は、見慣れてしまうと「よさ」も分かりません。
「近所にもいいところがある」というのは、遊びまくった人の言う事でしょう。最初から「遠くに行きたい」と思わない人ならいいですが、散々「地元」で虫みたいに扱われていた自分には、「知らない土地」を訪ねる夢がありました。
今、自分の目に入る場所に、JR東のカレンダーがあります。パソコンの待ち受けは、只見線の写真です。もうどうにかなりそうなくらい、県外への移動を希望しています。
幸い、東京・大阪を経由しなくても長距離移動できる方法はいくつか知っています。伊達に鉄はしていない、そんな事さえ思います。同人イベントに乗じての外出と兼ねて、あちこち行けるだけ行きました。今はそんな日々を懐かしく思うだけ(だから若干ヒステリー気味でもある)
職場は、「夏休みを連続して取ろう」「有給を取りましょう」「定時に帰りましょう」と言いますが。時間があったら県内の駅から、どこへでも行きます。まさか夏休み取得=家でおこもり、だったら自分は精神がもちません。
おこもりの友としてルパンを見ていましたが。逆に霧多布に行きたい欲求が芽生えてしまい、キリキリしています。職場のモデルケースに従うと、夏季休暇等でウラジオストックとか行けそうなスケジュールです。 |
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