madeingermany

■ アジサイ 　　[ NO. 2020071501-1 ]

■モンゴメリの旦那さんは、奥さんに「本なんて書かないで」と言っていたそうです。世界トップクラスの女作家に何を言うんだと思いますが、世の男性はそんなものなのかもしれません。 モンゴメリのエミリーを読みました。心身ともに成長し、パートナーらしき異性に出会う・・・というあたりで物語が終わっています（※どうも私が読んだのは「可愛いエミリー」の部分だけだったらしい）。モンゴメリにとって、 ・オンナとして愛される ・社会的に尊敬されるオンナになる ・作家として成功する というエッセンスは全く相容れなかったんだろうと思います。オンナが世界的な作家になっていいことないし、オンナが頑張れば夫はイラつくし、世間もよく言わないし。全てを振り切って作家として生きるというところまでは望んでいないし、とモンゴメリの人生を思うと非常に鬱屈を感じます。 作家として全振りしなくとも、アンブックス他を残したモンゴメリは巨人だったと言っていいと思います。いい奥様をしながらの作家活動って、彼女（と配偶者）にはある意味地獄だったのかもしれません。 だから、アンもエミリーも「アタシ、作家になって有名になってお金持ちになる！！」と言いつつ、別にそうならないのかもしれません。エミリーはアンのように「妖精のような」夫人になるのだろうと思います。 あんなにキラキラした娘時代を書いておいて、いきなりファンタジーっぽくなり、「誤魔化された」「今まで何だったの」と、もしエミリーの成人後が書かれたら思ってしまいそうです。（アンの結婚後は、アンの世界の中心が子女達にシフトして、アン自身のことは曖昧） ■ごく近くの鉄道に乗って、ごく近くのアジサイの名所に出掛けました。今年は花のつきがよくないとの事でしたが、とてもきれいに咲いていました。 最近はそんな気晴らしが多いです。私のパートナーは上越新幹線だと半分本気で思っていますが、２月から乗っていません。ただ走行が見える場所に住んでいるので、走行音と走る姿に癒されています。 ですがグンマの鉄道はどこも危ういそうです。ＪＲ上越線・ＪＲ吾妻線も例外ではないです。もともと上越線は、長野や福島を回らない最短で東京と新潟をつなげるものでした。 吾妻線も、鉱山から物資を運ぶための路線でした。仮にその役目が高速道路や新幹線にうつったのなら、上越線も吾妻線もお役御免となる可能性があります。そうならないのは、観光や生活で必要な路線だからです。 ただしかつてのようなダイヤでの運行はないと言えそうです。だから今後を考えよう、とグンマの市町村は悩んでいます。私は高速道路は怖いので運転しない事にしています。このまま、田舎道にゆったりと在来線が走る光景が続けばいいと思います。愛しています鉄

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]

タイトル： お名前： メール： URL： 文字色： コメント ： 削除用PW： 投稿キー：