 ■モンゴメリのパットシリーズを読んでいます。アン、エミリー、ジェーンとは違い、幸せな生まれの少女です。ライバル少女の性格の歪みようが、流石モンゴメリだと思います。
素直でカワイイ美少女を書くのがモンゴメリの表なら、日常にいそうなとんでもない人を書くのがモンゴメリの裏のように思えます。そして「裏」にあたる少女のまく悪に、全く気が付かない劇中の大多数の人。
あと。時代物によくある、「家族同様にされている家庭内使用人」にゾクゾクします。実際はジュディもサラリーマンに過ぎないのかもしれませんが、「あんたはアタシが育てた(事実)」とヒロインの父に言える関係が好きです
高松も青の一族に入り込む隙が・・・(高松の場合、鼻が利くので自分に不利と見ればそれなりの行動に出る 自分から相手の情や優しさ、お情けにすがるのはあまりなさそう マジックは信じられないくらい高松に甘いんだが というか「すねる」って可愛い サビとハレには友達なのだし)
■帰って来ました 以下雑感です。
もし私がヒイヒイ泣きそうな時、主犯(?)に「なんで「こんなことするの」と言ったとして。「あんたがそこにいたから」「別に理由はない」と言うんだろうと思います。
確かにそうで、好き好んで主犯と一緒に行動するような趣味はないし、主犯に「嫌な事」をするまっとうな理由があったら、お天道様も西から上ります。
さて大体の(?)、痴漢、いじめ他だと「そんなつもりはなかった(偶然近くにいた女性のパンツに興味がわいた 男の本能なので問題ない ごく自然な事)」等の主張が通るようです バスや電車内の被害でも、「そんな男の側にいた貴方の運が悪かった つまりあなたが悪い」で済むらしいです
(実際女性は、男性同伴で行動した方がいろんな犯罪に巻き込まれないらしい 確かにニュース等を見ていると、「母と子(女性と未成年)」なんて悪いターゲットにされやすい気がする)
どうすればいいかというと
(司馬遼太郎風にいうと)
端的にいえば、自分も加害者になるしかありません。立場の弱い人、偶発的に自分の側にいる人をイジメ抜き、絶対に自分に逆らえない様にしつけて、毎日謝罪させて、降参させると、自分が小さい「輪」の中で、みじめな被害者になることは減るでしょう(竹渕の父と祖父母がこのタイプ 自分が王様にならないと嫌な人間 ターゲットは無論)
だからいじめもハラスメントも、終わらないのでしょう
そんな食うか食われるかの地獄から逃れる方法は。(ちなみに「落ちぶれても堂々としていて気に入らない(ラビニア)」という、いじめの理由も世の中にあるので、明るく振る舞う事も完全なアンサーではない)
まだ思いつきません でも弱い人が強い人を(ターゲットにされた場合)、どんな真っ黒い目で見ているのか知っているので、加害者になる選択肢は選びません。 |
|