■グンマ博士とシンタローさん近辺の小説のネタを、半月前くらいからいじくっています。仕事のある平日は書かない方がよさそうだし、休日はへばっていることがあるので、書き出していません。
書かないのかと自分に聞いてみますが、書かないと苦しいという回答が出ています。文章って書かないでは済まないもんだと思います。
所でドクター高松は明らかに変態、マッドサイエンティスト枠に収まる、ある意味安全なキャラですが。(キンちゃんは一見狂暴な男だが、身近な人達にはさほど怖くないシンプルな男なんじゃないかと思う)
グンマ様は、底知れない面があるかもなあと思います。高松的な専門性の高い変態面ではなくて。電車で一緒の車両に乗っている人の、頭の中なんか分かるはずないよなあという手軽な怖さです。(笑顔で皆の前で、アラシヤマを絞殺しようとしたトットリに通じるのかも)
■嘘のような話。コロナ禍で全国的に温泉地にお客が来ない中、グンマの温泉は、グンマ県民が県のキャンペーンの誘導もあり出かけて、結構人出が回復したそうです。
グンマには何もないと皆で言い合いながら、毎週でも「近所の」名湯へ行くのがグンマ県民なのかもしれません。海水浴場も、ライブやミュージカルのツアーもなさそうなグンマですが、県民最大の娯楽は県内数多の名湯だったのかもしれません。
■日本列島と言うのに内陸とは何事かと思いますが。グンマは内陸です。先月は毎日40度とか更新していました。それでもグンマに住み続けるグンマ人。
司馬遼太郎の街道をゆくは、何十冊も出ているのにグンマが出てきません。日光や長野、新潟、江戸に抜ける街道はあるし、三国街道等、県民にはおなじみの街道や宿場町があるのに何さと思いました。
しかしよく考えると。
司馬さんは自分で運転せず、大体タクシー等で移動していたそうです。国鉄やバスも利用したかと思いますが、あんまり歩いていないようです。有名で絵になる所ばかり選んだのでしょうか。
つまり。
山岳地帯で険しく長く、県民でさえ存在を思い出さない古い街道の数々を、優雅にタクシーで移動できるかという、グンマ県民オリジナル・逆自慢大会の始まりです。一見日本人らしく、「グンマなんか何にもないんですう〜」と言っている様に見えて、「他県民には分かるまい」とか内心思っているあれ。
実際、昔の街道だと馬と人間がやっと通れればよかったらしく、現代的なマイカー移動は不可能でしょう。街道だなんだと言っても、住民の生活道路なので、繭や生糸、野菜、米等を運べればよかった道です。
昭和になってから、国や県が整備しだしても、当時からして過疎かつ酷寒の地域だったため、冬期は閉鎖になるので結局山道のまままだったとかいう街道もあります。
この街道で創作できますが、司馬さんと逆に喧嘩腰になるかもしれません。私はお気に入りで整備直後のマイカーだったから旧道をつい運転してしまいましたが、多分二度と通らない街道です。近くに二車線の国道があるので、そっちを通ります。 |
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