■半年くらい、グンマから出ていません。それでも不自由のない事は、ありがたい事だと思います。ちょっと車で走れば、名湯と絶景に出会えます。
そう書きながら、例えば「新選組の屯所近くにマンションが建つ前に、もう一度壬生に行きたい」とか思うのは、おかしなことではないと思います。グンマの国道を走りながら、「来夏は霧多布へレンタカーで走れますよう」と思うのは、グンマへの軽視ではないと思います。
よく「銀座のママに癒してもらった」「京都の女将さんに話を聞いてもらった」など、いわゆる文化人の方が書いた本を読むと書いてあります。私の場合、(同人誌即売会で疲れた事前提で)「グンマの名湯に癒された」「新鮮なグンマの野菜で元気になれる」等になるんでしょうか。
いや、住んでいるのがグンマだからという突っ込みをします。多分、竹渕の心の現住所が、長い事ビッグサイトとインテ、時々TRCだったのでしょう。グンマには「本を書きにこもった」くらいの気持ちだったのでは。そんな愚かな県民でも、グンマの温泉は拒まなかったです。
■グンマから出ていません。それでも大前駅、水上駅という終点、および上信電鉄・上毛電気鉄道・わ鉄の魅力が減るはずありません。
JR東高崎支社は、鬼滅とコラボしてSLを走らせるイベントを来月行います。なんかJR西みたいなイベントですが、お客に受けるといいなと思います。
いままでの高崎支社は地域密着過ぎると言うか。「沿線で子供達に手を振ってもらう(あれって演技だったんだと思ってちょっと悲しくなった)」「地元のお菓子を、乗客にご馳走する」などの、素朴な事が多めでした。
だからこそグンマというか。荻野屋のかまめし、高崎の鶏弁があれば100%なのだという時代もありました。鬼滅には詳しくないのですが、SLのイメージに合うのだそうです。
大正時代が舞台の作品と聞きますが、実はグンマは山岳地帯が多く、早めに電化されていた面もあるんだよという小話は置いておきます。とにかく坂や山、川が多く、蒸気機関車ではパワー不足でした。パワー不足で車両を制御できず、大事故も起きました。
カッコよく見えて、そういえばパワーやコントロールを考えると、SLはELに負けます。電車が最強なのは動かせないにせよ、高崎支社が可愛がっている機関車が多くの子供達に喜ばれれば嬉しいです。 |
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