■先に楽しい事を書きます。L峰、意外にもいつものルパンだよなあと思います。奇抜さも見慣れれば懐かしくなります。
オープニングの不二子の見放題のお尻が、ウテナのお尻に似ている気がします。女性が全裸なのに煽情的ではないのは、セーラームーンあたりからの流れでしょうか。自由や解放の象徴の裸であって、異性の目はどうでもいいんです。(劇場版のラストのウテナとアンシーは、お互いと未来しか見ていない)
アイシャ関連のいろんな話は。ルパン三世と言う世界の中では「小さな」事になるのだろうと思います。セカンドで数多あった小さな事件の中にでも、放り込まれそうです。全話丸々アイシャの話だったら、逆に見ていて困る気がします。
銭形は。ある意味セカンドの「女なら誰にでもデレデレする」彼のままな気がします。女関係と言えばルパンですが、いちいち女性達に本気になるのはむしろセカンド銭形なのでは。
L峰の銭形の、気軽に不二子にタッチするのを見ていると、山寺さんの声がリアルなだけに、セカンドの「だらしない」銭形を思い出しました。
■鉄の本と言うと。国鉄の最盛期を知る男達の本に出会います。二万キロだとか言われた時代の話です。温泉でも、「本物の秘湯は」「最近の軟弱で便利すぎる観光ホテルは」などの御高説に出会います。
いずれも嘘はないのだろうと思います。
ただし。
・そんな、草むらで変質者に襲われても文句言えないような秘湯、行けるわけないでしょ
・国鉄すごいのは分かる。JRっては実は、国鉄が生み出したものを何も超えていないんじゃないかと思う。というか山陽鉄道や日鉄のパワーが今日まで生き続けているのだと思うと感無量
など、こちらの不平不満がないわけでもありません。実際、「秘湯で女性客が殺された」なんてのは結構聞きます。殺されないまでも、痴漢、盗撮等は起こり得るでしょう。
だからこそ整備された新幹線や、スタッフの多そうな巨大ホテルがありがたいんです。あまりに高速な新幹線はある意味つまらないものですが、グンマから都内まで高崎線のみ移動だと、疲れ切ってしまいます。
まして大阪に行くなら新幹線は必要です。こじんまりとした田舎の旅館より、フロントが充実していそうなホテルの方が安心できるんです。
いわゆる作家さん達、タバコや飲酒が当たり前だった時代を知っている男性には、つまらん旅が私には合っていそうです。
美人でセクシーで母性を覚えるような女将さん(なんかこういうノリが多いいんだ・・・)も、金で手に入れたくなるような若い娘もいりません(※宮脇氏の本から)
恋人は鉄路です。鉄と温泉に行き、安全安心にお湯を楽しむ、これ以上の幸せはありません。 |
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