■L峰のオスカーについて。銭形がセカンドの印象だと「美人なら誰でもいい」くらいの感じの男なので、彼の望みはかなわない気がします。古典的な銭形。
同性の銭形が好きで、自身も中性的な美貌と若さ、能力も高いと言う事で、オスカーは不二子にメロメロにならない、カウンターパンチ的な役目のキャラだったかなと思います。
ただ不二子もルパンもオスカーに興味が薄い訳で。オスカーの「不二子とルパンを痛めつけて、銭形に恋人として見てもらう」という願いは最初から叶いそうにありません。オスカーの存在意義が不二子のカウンターパンチだとしても、彼の拳は空を切るだけです。
最初は「銭形の側にいられれば幸せ」だったオスカーの壊れていく切っ掛けなのが、不二子と銭形の茶番的な濡れ場だったのなら。なんかこう、オスカーっていちいちキャラの切り口は斬新なのに哀れだなあと思います。
L峰はスタッフの方のせいか、ウテナっぽいです。ウテナほど洒脱な描かれ方じゃないオスカー。彼の「オチ」はどこにもなさそうです。
■秘湯の一軒宿が好きです。先日行った旅館、旅館と言いうより山小屋という言葉が似合うワイルドさでした。お湯が最高で、源泉の上に宿がある事が実感できる、新鮮なお湯でした。体中に、ぷくぷくの気泡が永遠につきまくるなんて、まず経験しない極楽です。
さて
秘湯の一軒宿、女性一人、交通機関は徒歩か送迎のみ、などのエレメンツから「危険はないのか?」という事を先日考えましたが。よっぽど何かしない限り、大丈夫だろうと言う結論に達しました。
通常の警戒心は必要だと思いますが、あんまりキリキリしては、何しに一軒宿に来たんだという思いもあります。
大体
地球上で一番危険なのは、自宅です。親が子を痛めつけ、子が親を憎み、かつ密室な上に、血縁内でヤクザ並みの抗争が起きても、警察は何もしないそうです。
親子はいたわり合うものとかいうそうで、法律も親の非道は裁かないとか。ただし、子供が親に逆らうと大変な事になります。(生活費をけちる、学校に出さない、食事を与えない、ひたすらいびる等)
ふと思うと、自宅が最も危険で、山奥でクマに出くわした方がまだはるかに安全で起きる可能性も低いだろうと気が付きました。男にクマ鈴や爆竹は効きません。
(なんでそんな悲惨な親子が存在するかと言うと。
「人間は子供を持って初めて当たり前の人間になる」 「独身はダメな人間」 「子供がいない夫婦はダメ」 「子供も一人っ子はダメ」 「子供は女の子ばかりはダメ」 「男は妻と子供と、老父母がいないと一人前じゃない」 「男は持ち家があって初めて男」
などの因習から、自分の見栄と体裁だけで、家族を形成する男がいるから 完全に自分のために生きている男は存在する 生きる地雷原みたいな存在) |
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