■婚姻届、離婚届がオンラインになるかもしれないそうです。婚姻は順風満帆な類の話だから〜と思っても、なりすましの危険があるのでは。
離婚も納得しない相手にハンコもらうのが大変と言うのなら、他の金銭や親権、財産面の話だってもつれて大変なんだろうし。問題は山積み。(円満離婚というものははない)
なにより。「入籍」「バツ2」「戸籍に傷がつく」など、古めかしい言葉がいまだに生きているわけで。なんかこう、リニューアルすべきはそこじゃないと思いました。
■大学に進学してもしなくてもいいと思いますが。「しなくてもいい」理由に、「学んでも役に立たない、特に文系は」というのをあげられるとムッとします。
別に「役立つもん」とは言いません。私の教授は入学最初の講義で「中国史は勉強しても将来に役立たない」と言い切りました。確かにそうなんですが、私の先生は奥さんも教授で、そろって京大の先生です。(京都市の大学にはよく京大の先生が教えに回ってくる)
先生になるほど上に行ければ別ですが、あえて「役立つもん」とは自分も言いません。ですが。
・そもそも文系って、勉強ってなんなのさと思う。私は漱石や谷崎がないと生きていられないが、生涯に一回も猫や細雪を読まないでも生きていられる人があると言う
・少なくとも竹渕にとっては。文系コンテンツは、それそのもが友達であり、恋人であり、親友で先生で両親だった。
「何故友達を作らねばならないのか」「なぜ異性と付き合わねばならないか」などの問いだと、突き詰めると「日本の国力増強のため」と言う回答になるが、プライベートな部分で人間が「今、この人とデートすれば日本の未来は明るい」とか思うかと言えば思わないと思う
(昔、「日本の出生率をあげよう」と言ってラブホテルに連れていかれた事があった。真面目に会話しても無駄だったから、何とか曖昧にして逃げて来た。
自分は日本国家への忠節がないわけでもないが、それと竹渕の体がズバリリンクしているとは思いたくない 政治家さんには、女の体=産む機械=避妊も離婚もダメ、とっとと新しい日本国民を産め、なんだろうが)
ともあれ。少なくとも竹渕にとって文系コンテンツはデートの相手みたいなもので、デート成立〜カップル成立〜結婚妊娠出産〜新しい日本国民ゲットオ〜な、文脈がどこかにあるかもしれないけど、デート中は相手の事だけ考えていたいと思う それが恋
どうも「文系コンテンツは非生産的」とかいう文脈出会うと、「お前の彼氏給料安いよな」と言われたようなムカッとした思いにかられる。「あたしがこの人を選んだのよ、なんか文句あるの?」と言う気持ちに近いんだろうと思う。
文系アカン説は、女は結婚して子供を産まないとダメ、みたいな「常識」に近いのかもしれない。ルパンくらい、すべての女に優しいくらいの心意気がないもんか。 |
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