■自分の職場でも時折鬼滅の話題が出ます。「子供が激はまりしてしようがない」等の話です。いい時代になった、私は幽白やスラムダンクの話を中学校でして、オタク(いい言葉なんだが)とののしられた・・・と思いましたが。
多分、いい時代になったかもしれない今でも、人がドン引きするはまり方を自分はするだろうと思います。幽白やスラダンだって、どうも「普通の好き」があったらしく、自分のペンライトをブンブン振り回したくなる、「好き」は普通ではなかったようです。
そういう「好き」は、ビッグサイトや2.5次元ミュージカル、ライブ等なら普通じゃんかと思いながら。特にパッとしない活動をしていた頃が懐かしいです。
■パリピ孔明を読みました。原案の方と親友になれると思います。
三国志という巨大なネタを、「三国志ワールドはそのままにして、キャラの掘り下げ等で作品の個性を出す」、または「キャラをそのままにして、お話や描写に個性を求める」とあろうかと思いますが、後者なのでしょう。
前者は、ストップ劉備くんや天華、後者はゲーム系や陳先生なのかなと思います。どちらも大変な作業だろうと思います。横光は横光。
■以下雑感です。
・歴史ものってざっくりしたテーマ、舞台、キャラはほとんど同じなので、余計に書いている人の願望、欲望等がガッツリ出る気がする。
・男はマッチョイムズとか、ゴリゴリに押したい男性作家だと、お姫様とか奥方などの扱いが軽いし、または出てきてもお飾りだったり、性欲故の扱いだったりして微妙
・女性が書いた場合、どうなるのかは未知数の様な気がする。順々と男張りにシリアスな物を書いて、女性作家とは思えない!!とか言われるかもしれないし、歴史ものなのにあったかい家族とか書いて、「こういう見方もあった!!」と驚かれるのかもしれない。
歴史ものだと女性は名前さえ残らない、そんなスタートからなので、かえって女性目線の歴史ものは楽しいかもしれない
でも延々と受け継がれる「マッチョ」な歴史感覚が、美味しくない事もなく。逆にジャンプマンガの様な、ホモソーシャルな作品にキャイキャイ言うのはそれはそれで楽しい 女は土俵に看護師でも市長でも上がれないし、甲子園なんか謎の女人禁制の地だし
あくまで読者として楽しいのであって。各地の女人禁制なんて意味わからないし、女人禁制と買春ってある意味セットらしいので、余計に分からない
(弟がある温泉地にグループ旅行に出かけて。そんな風流なコトするんかと思っていたら、要は精進おとしの様な買春ツアーだったらしい どうりでその「グループ」に女人がいないはず)
いろいろ思うと。自分の歴史道のスタートが、横光や陳舜臣先生でよかったと思います。性を扱わない訳じゃないけど、横光の全く色気のない、皆おんなじ顔の女性達は、ある意味よかったのかもしれません。
(むしろ、子敬さんのふっくらしたお尻が余りに愛らしく、どうしていいか分からない気持ちを覚えた) |
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