■鬼滅の作者の方の、個人情報などはびっくりするくらい出て来ません。辛うじて、女性、九州の方、年齢等がおぼろげに分かるくらいです。
漫画って、思想性とか個性とか絵とか、あんまり漫画家さんの人格や性格とガッツリリンクしていない部分の方が面白いかもと思います。
るろ剣も、和月先生が人斬りなはずはなくて。弥彦みたいに、強くなりたいと思う少年の方に思い入れがあるそうです。(先生の描くキャラは、ズバリ少年の子の方に思い入れを感じるけど、読みたいのは剣心タイプだったりするので、すごく申し訳なさを覚える)
岡田あーみん先生も、怒涛の連載期の後は一切の情報を公開していなかったと思います。女性が個人情報をドドンとさらしていい事はないでしょう。
漫画家さん、そしてコミックスなんて読者から見ればシンデレラ城のごとき異世界です。知らなくていい事が多そうだし、好きだった漫画家さんが「出版サイドと男女の仲だった」とか、普通にお祝いしにくいようなケースが公表されると、以降マンガが読みにくいです。
(さくらももこの場合。回想のような形で、架空?の思い出話などがあるので、困る。男女の話や、金の話は読みたくないし、じゃあいわゆるエッセイと創作の境とか、興味を持ちたくないし
多分まる子ですごい大金持ちになって。明らかにマンガの中で、カネと男と環境への姿勢が変わってきたので、読んでいて辛かった。どちらかと言うといじめられっ子のまる子が、いつの間にか加害者キャラになっていた)
どう受け止めていいのか分からないのが。コミケに商業作家が来た!という時です。または当たり前のようにテレビ等に出ている!とか。
全くの個人としての楽しみでコミケに来た、こっそり楽しみに来た、誰かの応援で来たなどではなく。著作権のある人が、例えば複数人で目立つようにして、あたかもサークルさん達の描いたものを検分するように来たら。
恐怖しかないと思います。例えば、佐藤×山田のサークルさんに対し、佐藤には鈴木しかない、とか作家さんがこっちに分かる形で示したら、二重三重に恐ろしい事だと思います。鈴木が作品内のアイドル、鈴木しかみちゃだめとか、言い出したら読者はどうすればいいのか。
壁とか境界線って、なくなればいいものってもんでもないと思います。パプワの作家さんと、鬼滅の作家さんの担当をした人が同じだと聞いて、そう思いました。
言わずが花とか、古い言葉を思い出します。読みたいのはマンガ、作者とおしゃべり(したくない訳じゃないけど、多分見解の相違とかあると辛くなりそう)するのは。(しかし鬼滅の担当の人とパプワの〜のソースが、多分あみちゃん自身だとは。一杯仕事している人だと思うから、鬼滅と銀魂とパプワと何と何と何と何と・・となるんだろうか)
あみちゃんのカミヨミのような、グロい個性的な漫画も、よく考えるとプロデュース次第では鬼滅になった?
(あみちゃんの場合、作品<あみちゃん、の部分があるので、合う合わないがどうしてもある。最大ヒットのパプワも、思えば単純な父子戦争の話なんだが、父×子なんで、本当に合う合わないが出て来そう 父×子なのはいいのだけど、グンマとコタの立場がない) |
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