 ■温泉とも電車とも、いまいち絡めない日々ですが。(JR東の週末パスで、村上市まで行って瀬波温泉に入る的な奴ができない意味で)
ならいつも、温泉と電車を楽しんでいるあの気分を思い出して、過ごそうじゃないかとふと思いました。伊香保の茶色の湯でもいい、草津の緑のコケの見えるお湯もいい、ついでにどこかの路線の特急でも、普通でもいい、乗せて行ってくれという気分で過ごそうじゃないかと。
コペルニクス的な何かなのか、とうとう妄想が脳の前面に出て来たのか、どちらかだろうと思います。
■職場の先輩のスマフォのカバーが、ムーミンとスナフキンでした。先輩の優しい性格と、ムーミンのおっとりした絵柄が似合っていました。さて雑感です。
・過去、あんなに幽白やスラムダンクが人気なのに、竹淵が「蔵馬がいい」「仙道さん今日アニメに出るんだ」など、騒ぐと、学校で同級生から叩かれた。
こんなに人気の作品を、竹淵が好きになって何が悪いと、抗議してみた。回答者曰く
「貴女の夢中になり過ぎる姿が怖い(キモイ)」
ああそういう事なのかと納得しながら。
多分私は、心の針のふり幅が異様に大きいんだろうと理解しました。
「なんとなくいい」と言う事が苦手で、ムーミンなら
「ひゃっほう可愛い、でも作品の発表が1945年と言うのが気になる。谷崎は細雪を書いていたし、太宰は妙にテンションが高かったし、安吾もハイテンションだった。野上弥生子は山奥にいたし、荷風は日記をもって西日本をうろうろしていた頃
なんてこった、これがフィンランドの余裕?いや、フィンランドも楽な時期じゃなかったはず、なのにムーミンは生まれた?違う、こんな時期だったから生まれたムーミン?ムーミンって何?女史の思いやいかに」
等、延々考えて、なんか読んでいるのが好きです。
どうも「大学時代の思い出」が、「文学部にどっぷりつかった事」なのが、道理であまり人に理解されない訳です。「バイトして遊ぶ」くらいなら、本を読んでいたかったです。
その代わり、就職したら固定給を趣味にぶつける気満々でした。時間も金も、好きな事に使う、だから就職試験を最短で通らねばならないと思い、大学の半分の時間は試験勉強に使いました。
あんまり周囲の人と話が合いませんが、そもそも「ムーミン」という日本でも愛される世界についてだって、ムーミングッズを持っている人にでもあれこれ思いのたけを話さない方がいいだろうと思っています。 |
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