 ■鉄道を楽しむ方法を教えてくれたのは、宮脇氏ですが。(内田先生の場合、余りに独特過ぎる乗り方で、真似られない)
頻回に北海道へ行くなあと著作を読んでいて思いました。予算と日程のためJR東内で自分の旅は完結しがちだったので、実感薄く本を読んでいました。
今、みるみるうちに北海道の路線が減っています。根室に行こう、とか軽々しく思えなくなりました。とはいえ、函館と札幌の間が300キロくらいだとすると、本州なら軽く横断できる長さです。(新潟〜東京=函館〜札幌 おおよそ)
楽しむったって、鉄路だと青森から札幌についたあたりで息切れする広さです。でも宮脇氏は縦横無尽に楽しんでいました。「コロナ禍」後に同じコースを楽しもうと思っても、多分無理です。ならば飛行機で道内に行って、と思っても路線の方が待っていないかもしれません。
「旅行なんていつでもできる」と、一年前家族と諦め合ったのですが。少なくとも、野上弥生子みたいな旅はもう出来ません。(日文のなかで、彼女くらい恵まれた女性はいないと思う。浮気しても贅沢しても、夫を馬鹿にしても、実家大好きでも、夫は怒らなかったらしい)
■ムーミン谷で冬眠したいです。でも睡眠中にストーブつけっぱなしだと、火事になりそうです。色々小説の方では意味合いや意義も含まれていそうなムーミンワールドですが、寝て食べて冬眠して遊ぶ暮らしはちょっといいなと思います。
(子供が家にいう状態と思うと理解できそう。食べ物が十分にあって、安心で、知り合いしかいない環境。ムーミンワールドでも、谷を離れると貨幣経済があったり、谷以外の住人があったりするらしい。) |
|