 ■ヤンソン女史の不興を買って、昭和ムーミン新旧は普通の方法では見ることが出来ません。その割にリアルタイムで見ていた人の記憶には、焼き付いているようです。
(母がムーミンパークに行きたいと言っていたが、母の脳裏にあるのは間違いなく、西本スナ達の世界のはず。母が平成アニメ、小説、パぺ、コミックスに触れているのを見たことがない。その代り、昔母の実家には昭和ムーミンのシールが貼られていた。小さかった母が貼ったのだろう)
ムーミングッズを持っているやや年代が上の人達の脳裏には、多分昭和ムーミンがいます。数多のグッズのヤンソン女史のムーミンの絵を見て、「スナフキンのギターがない」とか思う人もいないでしょうが。
昭和ムーミンを見ていると。女史が怒った理由が分からないでもなく、分かるようでもあり、やっぱり「分からない」気がします。日本のアニメなんて、海外の原作を換骨奪胎してなんぼのような気もします。
(だから女史が怒ったんやろ、そもそもルパン三世も著作権問題に触れて、フランスで公開出来なかった。ルブランのルパンの時から、リアルタイムで日本でも読めた割に、いまいち正確に訳していなかった部分があったんや)
■高松に年が近づくにつれ、分かったことがあります。私はいつまでたっても、アニメや漫画のキャラにはなれないんだという事です。
精神的には、「頑張れば誰だって輝ける」みたいセーラームーンソウルがあってもいいと思います。旧セーラームーンアニメは、徹底的に「普通の子の普通の幸せ」を大事にしてきました。
(ただしセーラームーンワールドは、基本、お小遣いでダイヤやルビーを買える、大金持ちの子女、医者や政治家、業界人の娘しかいない。麻布十番に貧乏人も不美人もいない。
大体なんで、うさぎはあんなに胸が大きく、腰の形がキレイで、足が長いんだ。顔は可愛いし、性格は明るく友達に恵まれる性格。はるかさんが「守りたい」とか言い出すのも無理ない)
なんというか
幽白の幽助とか、シンプルなTシャツ、ジーンズですごくかっこいいです。スタイルがよくて美男子なのもありますが、アニメだからという事もあります。
昔流行った、短めのジャケット。未来トランクスが来ているような上着。シンプルで可愛い、カッコイイと思って、似たような服を買ったことがあります。
よく考えると
着ているトランクスが美形で優しく、スタイルもよく、腰がしまっていて足も長いから、いい塩梅になるわけで。自分が着たら、ただ背中が見える寒そうな服になって、二回は着ませんでした。
サラッとシンプルな一枚シャツを着こなす、とかやっても、別に蔵馬にはなれない訳で。この間、微笑みの爆弾を久しぶりに聞いて、こういうマニッシュでかっこいい女になりたかったなと思い出しました。
自分はマニッシュなセクシーさとか夢見ても、はたから見ればただの「男の腐ったやつ(本当に祖母から言われた)」、可愛いベリショ娘を気取りたくても、ただの「女じゃない女」、眼鏡と愛読書でシックな文学少女と見せかけたくても、ただの邪魔なガリベン女だった、なんだなと思います。
かといって、他の女性達を真似てもいいことありません。今度は「人まねしている」と小馬鹿にされるだけです(大体一通り思春期にやった)
(そもそもマニッシュって、女らしい体つきの、美人がやらないと、ただの「着る服のない人」になるような気がする(竹渕経験)。
例えばウラヌスみたいなスーパーモデルクラスの女性がジャケットを着ていればキレイだけど、はるかさんでないなら、普通に婦人服を着ている方がいいのかもしれない。別に頑張ったって、みちるさんにはなれないんだが 竹渕経験) |
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