 ■パペットムーミンを何気なく見ていたのですが。昭和アニメでムーミントロールをされていた、岸田さんがパペットの全ての声をされていたそうです。
という情報があるのになんか違うと思った理由は。パペットでも、高山さんが演じていたり、自分が主に見たパペットは声が松たか子さんと、段田さんでした。
?と思って調べると。
パペットをデジタルリマスターしたものを私は見たらしく、そちらは声が松さん、段田さんになっています。岸田さんの吹き替えは見ていません、というか多分見られません。
スナフキンは段田さんの声の時が、一番低く太く男らしく聞こえます。容姿は一番人形っぽいと言うか小さ目でキュートなんですが、喫煙量は半端なさそうです。
そう思うと
岸田さんのムーミン、地上から公式には消滅したのか?とさえ思えてきます。フローレンがノンノンと呼ばれている昭和ムーミンは事実上「消滅」しています。昔発売されたVHSかLDのみの様です。
パペットも現在流通されているのは、多分松さん・段田さんの方じゃないかなと思います。(スナでいうと白熊さん版、森川さん版と他にもいくつかある)
現在もっともふれやすいムーミンは平成ムーミンです。絵柄が最もコミックスに近いです。フローレンも、昭和ムーミンのような「昭和の女」テイストが少なく、いい意味でドライでフリーダムなかないさんの声がピッタリです。
そして、どうも平成ムーミンの誕生で、昭和ムーミンの一切の媒体の作成・流通が終わったようです。例えば何回だって国内でリメイクされる、鉄人やアトムみたいな作品とは事情が違いすぎます。
幼年時ムーミンを楽しんだと言う母に聞いたら。やっぱりフローレンはノンノンで、スナの楽器はギターでした。
別に母が人類代表だとかは思わないのですが。多分、日本で出回っているコミックスの絵をバッグやスマホカバー等にプリントしたのを持っている人のムーミンイメージは、「昭和ムーミン」である場合が何割かはあるのではと思います。
岸田さんムーミン、記録より記憶というやつになったんだなと思います。
(ヤンソン女史の〜というのは、本当のところよく分からない。パペットを見て女史は「自分のムーミンじゃないけど、いいとか言ったと言う。そのセリフ10年前に言って欲しかった
日本は、ビーフシチューを作ろうとして肉じゃがを作ってしまう国。何でも和風、お醤油味にして箸で食ってしまう国なのだと女史に言ってみたいがどうなんだろう。
ムーミンに込めた女史の「幼年時の思い」とか、本人じゃないんだから分からないよ。女史がノンと言ったムーミンこそ、心のノスタルジアになっている人もいるんだがなあ。) |
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