■自分用の小説を書いたら、本当に自分用でした。ネット上に上げるのはあんまりだからと、自分の本の中の後ろの方に入れていた頃が懐かしいです。
漱石を見習って。
・朝刊で読んでも驚かない程度の性描写
(でも明らかに男性向けらしい日経で、愛の流刑地が掲載されていた。基準が分からない。歴史ものだと、武将には側室がいて当たり前だし、子供沢山作るのが「仕事」だし、朝刊でもきつめの描写がある。というか、男性優位の性描写自体あまり好きじゃない。)
・検閲に何か言われない程度の性描写、倫理観
(これまた曖昧。例えば阿部定事件は、女性が男性を切ったから話題になったのであって、男性が女性をいじめ殺した、切り刻んだ、とかならありふれていて、話題にもならない。男性優位なら、たいていの極悪事件もスルーされる)
漱石と言うと。こころの先生が鎌倉まで何しに行ったのか、永遠の謎です。外国人男性とほぼ裸で海水浴していた理由も書かれないし、その後その外国人は出て来ません。「そうやって奥さん以外の相手と、性交渉を持って先生はたまに気晴らししていた」という説を読んで、納得したことがあります。
書いちゃった、ただダラダラしているキン高は、墓穴まで持って行こうと思います。
■ムーミンの小説を読んでいます。小説と言うより、童話と言う扱いなのだそうです。子供向けなのだそうです。その割にコミックスは新聞マンガだったりと、ターゲットが幅広いです。
どのくらい幅広いかと言うと
新装版の小説は2014年発刊だったそうです。なのに後書きで「私が大好きだった、ねえムーミンのムーミン」と堂々と書いてあります。
(ムーミングッズも沢山発売されていて〜という、後書きのあおり様だったが、平成ムーミンの放映後はねえムーミンのグッズ展開は行われていないはず)
本来のムーミンの対象だろう、子供達見たことないでしょうねえムーミンの方。リアルで見たことがあるのが、私の母世代です。アラカンの人達です恐らく。(母が1960年生まれ、旧ムーミンは1969年)
せめて小説の後書きで触れるなら、平成ムーミンにした方が穏便じゃないかと、ムーミン本編を読む前にゾッとしました。
ねえムーミンの方は、お葬式を原作者から出してもらいました。もう正式な方法でねえムーミンを見る方法はありません。
そんなら平成ムーミンがあるじゃなかと言っても。もう20年も前のアニメなので、レンタル店でも全巻そろっている場合は稀みたいです。
原作者ご愛好だったらしい、パペットの方は日本だとNHKも絡んでいるので、比較的見やすいかもしれません。なのに「幻のムーミン」とか、パッケージに書かれるなぞ。ねえムーミンの方が、まるで廃車になった鉄道車両を探すような夢幻の存在なのに。
今現在、一番公式ご愛好のムーミンは4Kで放映されたムーミンかもしれません。2020年の。 |
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