 ■ミイのおそらくは、永遠に体が女児のため、脳だけ成人してしまったむなしさを、毒舌でやり過ごしていることを考えていました。同時に、ミムラ夫人の異性関係の派手さへの嫌悪もあったのかなとも。
そりゃ、他の兄弟はスクスク成長して、女なり男なりの人生を歩んでいるのに、自分だけ永久に園児みたいな身体じゃ心のバランスやばくなるなあと。母や姉のような、(ジェンダー的に)キラキラした人生はミイには絶対に送れないし。
さて母と子というと、ミサトを思い出しました。
ミサトも母親キライじゃないかなと思う。
研究ばかりの葛城博士に、母がガマンできていれば、平和な「葛城一家」は維持できていたわけで。母に代わって、博士の愛や関心を独占出来たはずもなく、「家」という概念が崩壊していく幼女期のミサト
母親と言えば、耐える・イヤな事を我慢する女と言うイメージのミサト
飲酒、喫煙、「だらしない」異性関係、(軍事と言う)暴力、(ネルフ内での)権力、「だらしない」食生活等、エンジョイしまくるミサト 母とイコールになりたくないから 耐える女になりたくないミサト
が、加持さんはそうでないので、心の中でミサトとミサトのお腹の中にいる息子が、幸せになってくれる事を祈って死んでいったのでは(新劇)
加持はミサトに母になって欲しいし(避妊していなかった?)、ミサトは死んでも「母」になるのがイヤ。
結句、巨大な意味で人類の「母」的に、行動しまくるミサト。山間の村に壁作ってくれたり、戦艦の艦長したり
置き去りにされる息子 ただし流石加持の血なのか、安定して成長した模様
生きて帰れば大嫌いな「母」になるしかないし、と自殺するミサト。という流れだったんだろうか。多分ミサトが特攻しなくても、あの艦ならどうにか同じこと出来たんじゃないかと思うんだ
ところでどうやって加持ジュニアは、加持リョウジ何て言う名前になったんだろう。ミサトが加持と入籍してた気配がないので、日本の戸籍だと未婚の母の子は、母の姓を名乗る。彼の名前が葛城リョウジならわかる。
多分、加持ジュニアは生誕とともに、捨て子扱いだったんだろうと思う。というかあの状態で母子ともに無事だったという事も奇跡に近いから、早々に名無しの孤児扱いだったんだろうと思う。ミサトと懇意にしているどこかの団体で、ミサトの意をくんで、捨て子に職権で加持リョウジとつけたのでは
そんなまどろっこしいこと、するのはミサトらしいと思う。昔、他人のシンジやアスカを強権で同居させて「家族ごっこ」していたし。(そしてミサトとシンジが大人の関係になるとか、アスカにはこの世の地獄。加持もシンジもミサトの玩具だなんて)
新劇はもう、日本の民法とか機能していないんだろうなあと思う。何かの書類の絵で、シンジの筆頭者がシンジになっている。シンジはユイさんとゲンドウの婚姻後の息子なので、筆頭者はユイさんになる。 |
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