■歴史学者は史書の中に住んでいるのではなく、普通に授業したり、子供の面倒見たりしているんだと、自分は大学生の頃担当教授から教えてもらいました。カスミ食っては生きてないよと。
まさか令和の世の歴史学者が、「偉い人にはお妾さんありき」とでも言いたげな事を言うとは思いませんでした。歴史ってそういう風に使うもんじゃないなと。
どうもボンヤリ報道を見ていると
・未熟な14歳少女と、五十路のオッサンの性交は正しい ・生まれるならいつか他家に嫁いで他人になる女児より、「後継ぎ」たる男児が正義 ・歴史ある「家」のお姫様を、金目当てでたらし込む弁護士のタマゴ?
等のニュースが続きます。人口が減りつつある今だから、男も女も分け隔てなく頑張ろうやという風は吹かず。「少子化は女の怠慢」「今こそ女は男に尽くし、国を盛り立てるべき」とか聞こえてきて、戦時中の様です。
(去年のコロナ禍の報道の時、「日本人の精神を鼓舞して」とか真面目にニュースで言っていて、それマズイと思った。金も物も知恵もなくなった時の言葉じゃんか)
■明日、内視鏡なんですが。
リアル明暗だと思って、大人しくしていようと思います。そう言えば津田は、藤井の家でキノコご飯を勧められ、断って食パンを食べています。
キノコご飯は津田の好物だったかもしれませんが、腸に問題がある場合キノコはまずかろうと思います。
津田が散々、ワガママだ贅沢だと言われますが、腸をいじるのにキノコ飯を食うのはないでしょう。そういう意味では、漱石の判定は津田に甘そうです。延には厳しいかもしれません。
(延は津田に一生懸命だが、津田は不倫旅行真っ最中)
病気だの検査だのというと、谷崎も有名ですが
細雪の橋寺がドイツで胃鏡の研究をしていたと言います。蒔岡家にビタミン剤をくれたりと、なかなか谷崎っぽいキャラでした。
その割に雪子の顔のシミに気がつかなかったりと、谷崎っぽいけどネタのような人でした。初めて面と向かって幸子達、そして雪子へノーと言った男でした。
雪子と言うと。顔のシミで注射に通ったり、見合いの場で健康を疑問視されレントゲンを撮るなど、細かい「受診」の場面があります。それにしても、見合いのために「肺でも悪いのか」という疑問への回答へレントゲンって。肺が悪かったら、見合いが潰れるんでしょうか。 |
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