■昭和ムーミン。マルッとした体と小さい耳、単純な動きが好きです。カバっぽさが逆に親近感につながります。
■昭和ムーミンと、女史のムーミンについて
・そもそも昭和ムーミンは「子供」。何度も劇中で「ねんね」という言葉が出てくるが、実際ムーミンやノンノンはいい意味で「子供」。その代りに口うるさいスノや、ムーミン夫妻たち大人がいるので、バランスがいいと思う。
女史のムーミンは というかムーミン世界は
大人不在。パパも芸術家と言う皮を被った大きな子供であるし、奇跡的にママの賢い愛情で世界の均衡が保たれているだけで、みなワガママで奔放で、「非常識」。
・・・この辺の差異から、女史からの「ムーミン封印」命令があったのなら、納得します。
■昭和ムーミンを見ています。
ミイは。赤ちゃんの話の時、「自分はかわいそう」と言っていましたが、そもそも仮にムーミンがおねしょをしたとして、他人のおねしょをゲラゲラと笑い、ガールフレンドに言うと脅すとは、これで「かわいそう」な人生を送らなかったら神様は不公平だとしか思えません。
誰がミイをいじめるわけでもなし。姉を筆頭にムーミン谷の皆から大事にされ、それでも悪魔のような犯罪を繰り返すのだから、何故ミイの涙に同情しなければならないのかと思いました。
■なんで世の中の悪い事って減らないんだろうなと思いました。以下妄想です。
・もしかすると、「悪い男」には両親がいるかもしれない。古い映画等で「親御さんに申し訳ないだろう」等刑事がいう場面があるが、最近見ない気がする。
・親がいると言う事は
・悪い事をしても、帰る家がある ・可愛い僕ちゃん、天使のような息子に、こんな事させる世界の方が悪いくらい言える親なのかもしれない
・たいていの場合は、ご家庭や自分の意思より、法律等があって、皆で「ルールを守ろう」的な暗黙の何かがあっていろいろ動くと思うが、たまに、
僕ちゃんの機嫌>親の不安>法律とか
になる気がする。ブラックジャックでよくあるあれ。裏口入学とか
僕ちゃんの機嫌をとらないと、「いつか自分が老いた時、見捨てられれば困る」し、僕ちゃんは「悪い事?をしても、パパとママがかばってくれて、パパの年金で永遠に食えて行ける」算段がある(家柄によっては可能らしい)
僕ちゃんであり、娘ちゃんでないのは。そもそも「女は他所の家に嫁に行って、子供を産んで義父母の機嫌取りに粉骨砕身すべき」というのが「良識」だからじゃないだろうか
大事な大事な僕ちゃんの所には、奴隷の様に従順で健康な嫁が来て、大勢の可愛い?孫(健康な男児希望☆)を産んで、死ぬまで在宅介護してもらうつもりだから、絶対に「僕ちゃん」から離れないパパとママ
そんな地獄みたいな人間関係に、やってくる女はいないわけで。ますます狭い世界の中で、暴れまくる僕ちゃん、逃げる「普通の女」。 |
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