■30年くらい前。なんで徐君(徐庶字元直)は、魏に行ったんだろうなと横光を読んで思いました。孔明登場の前座だったのは間違いないんですが、あんなに目立つ髪型でいなくなるなんてありあえないと。
(でも普通の官服着ると徐君と気が付けないかもしれない。それくらい、簡単な服で馬に乗る貴方が好きだった)
天華だと孔明のスパイだとか言われましたが、徐君にそんなひどい事されられませんし。(徐君は横光でも出てくれば劉備よりなので、魏で居づらそう)
そりゃあ
魏が実家だし、親族がいるなら魏にいるし、今更外に乗り出してどうにかなる身の上じゃなし(魯粛みたいな金持ち、名家ではない)。劉備の下で冒険するよりは、魏に行くだろうなと思いました。
当時は魏(漢末なので曹操の領地というだけだけど)に縁があるなら、魏に行くのが「当然」だろうなと思います。お兄様みたいに仕官するタイミングがなかったとか、呉に何らかの縁があれば別ですが、蜀っていう存在自体が突発性の何かなんだろうなと思います。
周瑜さんが呉にいて、呉が魏に対抗できたから蜀という小さな存在が奇跡的に出現したんであって。徐君の人生まで、巻き込む事じゃなかったとも言えます。自分も三国志で誰になりたい?とか自問する時、「徐君になって事務して生き長らえたい」と答える様になりました。
■しばらく、飽きるまでお兄様呼びしようと思います。以下雑感です。(お兄様=諸葛瑾字子瑜さん)
・別にお兄様の側にいれば安全とか、守ってもらえるとかはない。
・乱世なので、諸葛家のモットーは「自分でどうにかしろ」だったりする。山東にも諸葛家は残ったと思うけど、当時の中国人が「墓を置いて余所で暮らす」というのはすごく気持ち的に大変な事。
戦乱を避けてお兄様は家族を率いて呉に来たんだが、一回判断を誤れば即死の環境だったのは間違いない。仕官しない等静かに生きる方法はあったと思うがお兄様の立場だと仕官はすると思う。
仕官しようとすればしたて
・上司候補(孫策)が人を殺し過ぎる等ヤバイ案件が続く。孫権も後年はヤバイ案件ばかりだったし。
もはや生きることだけでも精一杯の世界。もし孔明が呉に仕えても、何かあった時お兄ちゃん別に守らなかったと思う。「お前はお前 私は私」な家風
(この辺の天華の容赦なさが好きだった 兄ちゃんひでえ。お兄様と孔明の関係は、陳舜臣先生の小説がファイナルアンサーだと思っている。お兄様好きな人向けの作品ってなんかないかなといつも思う。
ストップ劉備くんのお兄様と周郎がすげえ好き。あの周瑜様が、一家臣に過ぎない瑾お兄様に気を遣うという謎の人間関係なんだが、面白がれる人には楽しいと思う
ストップ劉備君系の、主に蜀メインの漫画って少ないよなと思う。髭で巨体でおじさんばかりだろうか) |
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