■毎日やらかしている気がしてすみません。酔ったり、車の運転をしたりすると興奮して来て、ええっと思うような事を言ったりやったりする人は見てきましたが、自分のスイッチも相当ゆるいんだなと思います。
以下、なるべく普通の事を書きます。なるべく、自分で賠償出来る範囲の事を日誌で書きたいと思います。
三国志ジョーカーを読みました。孔明が別人で、最終巻で本当の孔明になったようです。三国志ものだとして、最初から最後まで本人が出てこない珍しいマンガなのかなと思いました。主役は司馬懿ですが。
・三国志ものというと、私の聖書は横光。情報量はそれとなく多いのに、げえっとふむうと、皆のカブトを覚えればつっかえずに読めるマンガ。
吉川三国志がベースなので、徹底して劉備目線。後半は孔明目線。でも自分が一番好きなのは、周郎の生きているころ。
三国志と言うと、近年ことに蜀以外を楽しめるようになったなと思う。
三国志は物語性(堅パパ三代の話とか)なら呉、人物の多さ多彩さなら魏なので、蜀に肩入れした状態だと三国時代のごく一部しか楽しめない事になる。思えば演義ベースの不自由なところなのだけど、演義・三国志自体中国のものなので、あちらの国では楽しもうと思えば自前で楽しめるんだよなと思う。
さて
話題の少ない蜀を舞台に、あそこまで精緻な作品であった天華はすごいのだと思う。逆に、なんで一部の好事家しか読まないのに、あそこまで凝ったのか、天下狙えただろ、新聞で取り上げられたりしてバーンと出来たろうと思う。
呉には周瑜がいるし、魏も徐君が埋もれるレベルで人材が多い。蜀には何があったっけと思うと、現実的に孔明しかいない。関羽張飛がいるじゃないかというのが演義なんだが、今のところ桃園三兄弟をリアル志向楽しむ、近年の作品にはあまり出会わない。
蜀って実際派手でないし、成都は十分華やかなのだけど、ローカルでもある。美形キャラと美しい長江と忠節な家臣を持つ呉、あきらかに正統王朝の魏はそもそも派手。劉備は周瑜に「あいつ貧乏していたから一回贅沢させればダメになるし」と言われる始末。
そりゃあみんな魏や呉に流れるよなあと思う。周瑜さん普段どんだけ贅沢してんのさと思う。ちなみに私は孔明サイドの人間だけど、気分は大体いつも呉の瑾お兄様の側にある(周郎はお兄様の上司でもある)。
お兄様が生きているうちは何とか暮らせても、孫権の御乱心、恪ちゃんの読み間違え等ある。お兄様と離れたくない。 |
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