■イニD雑感です。
拓海って当初は、「いつもは大人しいが、怒ると相手が年上でも手を上げるコワイ子」だった気がします。高校の頃はそれで退部しています。イツキ以外の男子(池谷さん達除く)からは、「暴力キャラ」として怖がられ、女子からはキレイな顔とミステリアスさが受けて人気者、なのかなと。
全体的にイニDのキャラは、巻数が大きくなると性格が丸くなっていくイメージです。拓海の更なる天然化はコミック全体の傾向でもありますが、「ああ涼介さんのプロD、史浩さん、松本さん、啓介達といると居心地よくて、理不尽な目にも遭わないし、暴力を振るう事もないんだね」と思ってしまいます。
拓海、ドライブ中の覚醒以外は、ボーッとしている事を貫いているのかなと思います。それだけプロDの人達が、拓海を逆上させるようなことをしないという証左でしょうか。啓介がやや怒りっぽいキャラなので、区別化もあったかなと思いますが。
■少将滋幹の母を読んでいます。
どうもタイトルと内容が覚えにくいのは、前半に滋幹が出てこないのと(幼児としては出てくる)、母なる女性が出てくるけど、全く性格的なものが書かれないからかなと思います。あと、しげもとってのが読みにくいから。
谷崎のネタって豊富だなと思います。完全に西洋的なネタはあんまりないですが、そもそも谷崎が自分の時代の話を書くと、自動的に読んでいる方は「時代」を感じることになります。おかげで、少将のなかの時事ネタが分かりません。
■しばらく前、金田一37歳を読んだのですが。以下、妄想です。
・話が進まない ・一気にキャラが「年を取った」だけで、人間関係も、性格も立ち位置もまるで変らない
・美雪どこ?一と所帯を持って〜とかの展開だと、ボインもパンツも一に飽きられるから、あえて死亡説?美雪の価値って、そんな薄っぺらいもんだったんだ?
・結局、オッパイ大きい若い女がいて、殺人が起きて〜一が巻き込まれて〜という流れか(しかも今回は、まりんが殺人事件に集中する一に、いちいちときめくという描写が多い。人が死んでいる現場で、キャーウキウキできるまりんが理解できない)
・アダルトになって、今まで匂わせで済んだ(あたし三カ月なの的な)性描写が、執拗に行為を描くようになって、目のやり場がない。もう犯人も被害者も、高潔という言葉がない。
・こんな話に、付き合わされる高遠。いや、高遠がいる限り犯罪が終わらない!らしいから、明智さんも一も、高遠のストーカー(捜査しているだけなんだが)。
ここからが本題なんですが
一の敬語が変だなと
17歳の頃はそもそも敬語を使うようなキャラじゃなかったので、言葉が乱暴でも敬語ヘタクソでもよかったんです。言葉のキレイな一ってのも変だったから。
社会人として!な一にしたらしいのですが、「なるほですね」を連発する一に違和感が強かったです。他人と話す時に、なるほどはありません。先生が生徒に言うときや、明智さんみたいな人が、一般人に言う時はOKでしょう、上下関係があるから。
一、明らかに目上に「なるほどですね〜」と言っています。敬語か?と思うと、非常に読みにくいマンガだなと思います。オッパイ大きい女キャラが、カジュアルに男達に話しかける時の言葉は、滅茶苦茶な敬語でもいいと思いますが。
(まりんの、逆セクハラ的な言動も分からん。読者受けがいいのかもしれないが、一緒にお風呂入りますう〜?的なノリが続くのかと思うと) |
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