■春琴抄を読み終えました。
春琴と佐助には三男一女あります。女の子は死産、男の子は赤ちゃんの時全員養子に出し、その後一回も会っていません。初めの男の子は若かった春琴の動揺もあってのことと思いますが、同棲してからの子供達はどうしたのか。
・春琴が明らかに同棲後、元気がなくなっているので、「捨て子」は彼女の意思ではないと思う。目が見えないので、自分と更には子供まで佐助が面倒みると思うと遠慮した、とも思ったが、そもそも親父が自分の子供の面倒を見てなにがおかしい
春琴は子供を妊娠、出産するたびに、「今度は佐助も普通の父親になって、自分を妻にし、普通の家庭になれるんじゃないのか」と思っていたような気がする。
生むたびに(顔の火傷の前?結構な頻度の妊娠出産)、佐助が赤ちゃんを犬か猫の様に「くれてしまう」ので、傷つき続ける春琴
佐助のために「高飛車な女」を演じているだけに、急に美神令子みたいな女でいることを止めて、所帯じみるのは彼女には出来ない事だった?乳母を雇うにしても、佐助が許さなそう(美神さんは本当にタカビーな性格なんだが)
「子供も盲人の父親を嫌っていた」とだけ、都合のいい風に書くの本当に(本当になんなんだろう)。佐助の「計画通り」なんだなと。
■クールダウンする方法を忘れてしまいました。
人生で一番きつい部署にいた時、多分熱心に同人をしていました。他人様に「なんでそんなかわいそうな目に?」と、滅多になく同情してもらえるような時も、足はビッグサイトに向いていました。
嫌なことがあれば、マイフィーバーを見つけて勝手にHPを回復
いい事があれば、自分の推しに「よかったんだよ〜」と語る(この辺は人目に触れるとよくないらしい)
という人生なので、回復の見込みはなさそうです。例年だと温泉宿へ三軒くらいいくと落ち着くのですが、今は出来ません。
自分のツボをイニDで再認識して、勝手にフィーバーしていました。
とりあえず
「お金持ちで若くて美しく、何らかの技能に長けていて、多分それはあんまり実用的なものではなく、周囲が首を傾げるくらい、仲のいいきょうだい下さい なるべくなら地方生まれの子達がいいです」
と、康成も認めるような作家である谷崎が言うので、自分も思う分には構わない気がします。新聞等で「こういう異性下さい」と広告を出すこともないでしょう。
しかし康成はストイックな変態、谷崎は割といつでも自分の好みをどこからか見つけて堂々と楽しむ変態。変態は変態を知る。(変態は褒め言葉)Content-Disposition: form-data; name="image"
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