■いつまで経ってもコロナ禍が沈静せず、伊香保温泉(秋名温泉)&赤城温泉郷(レッドサンズのホームコース付近)&磯部温泉(碓氷の側)&妙義にも行けないので。
腹立ちまぎれに、トーマス・マンのブッデンブローク家の人々を読もうと思います。余程時間のある時に読もうと前から思っていた本です。マンに失礼な読み方ですが、読み終える頃にはグンマの魔の山にも、また観光客が来るといいと思います。
(グンマの谷川岳は、世界一遭難して亡くなった人の多い山なので、ついた二つ名が魔の山。)
■コロナ禍等で危機感を覚えて、経済の本を読んでみました。図書館の本なので古めで、2010年の本でした。
2020年頃にはバブルが起きている、ハイパーインフレになっている等、「ハズレ」ていて読んでいてどうしようと思いました。書籍ってすごいタイトルの本こそ怪しくて、いっそ「門(漱石)」とかの方が親友になれる気がしました。
確かにオリンピックで日本大興奮、外国人が押すな押すなと来る、京都は空前の大観光時代と、コロナ禍前は思われていました。一冊の本に対して「ハズレ」じゃないかと思うのは不敬なのでしませんが、自分の危機感を癒してはくれませんでした。
■新劇場版イニD3部目を見ました。
順序なく見てしまっているので、大丈夫かと思いましたが、多分大丈夫かなと思います。新劇場版は一応独立したアニメだと思って見ました。
・そう思って見たのだけど、端折り方がえげつない
・テレビアニメ第一期はコミックス未読でも大丈夫だったと思うが、新劇場版はテレビ未視聴、コミックス未読だと相当辛いと思う。
・新劇というとエヴァっぽいけど、エヴァはアニメが本体なので、基本的にはアニメからだけの情報で完結出来るはず(コアな事は除いて)
・イニD新劇場版の何が辛いって、頭の中でコミックスの記憶を呼び起こして、映画の映像と映像の間を自分の頭の中でつなぎ変えて
「あの場面カットされているけど、この映画ではなかった場面になったのか、察しろと言う事なのか」と理解に苦しんだ。
つまりどう見ていいのか分からない
エヴァの場合、大事な場面がカットされるくらいなら映画を更に作るとかあるが、イニDの場合「察して」要素が多かったと思う。「あのセリフあの場面なきゃ、瓦解しないか」という脳内確認作業を、一時間ぶっ通しするのは結構疲れる
端折ってんじゃない、要点だけ描いたのと製作者に言われそうだが、それにしては、なつき性善説、妙に色っぽいアニキ、可愛すぎる啓介、等狙っているのかと思ってしまう
拓海の性格もかなり変わっていたし。最後に三木さんを出す余裕があるのなら、最初から拓海三木さんでよかったんじゃないかと思う。宮野さんの演技はよかったが、拓海って自分の車の中で激昂したっけと思った。
拓海って
イヤな事も嬉しい事も、あんまり自分からは表に出さない気がする。だから三木さんの声がよかった。少ないセリフ、当たり前すぎるセリフで拓海を表現するのは、本当に難しいと思う。
なつきの売春現場を目の当たりにして、空き缶投げる拓海が拓海だなと思うので。コミックスのナレーションオンリーっぽい描写が正当だったのかもしれないと思う。あと三木さんの自然な演技(と言いつつ滅茶苦茶高度なお芝居)。 |
|