 ■運転中は常に道路の左側にいる訳ですが。近所の国道にも大きく「守れセンターライン」という看板があります。センターラインを越えてしまって事故になった、というのもよくあります。
イニD
躊躇のかけらもなく、「右」に超猛スピードで突っ込まないと負けます。秋名・赤城は基本的にセンターラインのみですが、なかには道路中央にポール等がある場合があります。
秋名のカーブを曲がっていて、対向車がまず来ない豆腐の配達時にセンターライン無視で走る拓海は想像できます。彼だけのステージです。
何が言いたいかと言うと
右が下手って普通じゃんってことです。京一の頭の中では、いまだに公道バトルより「常識」の方が大きいんだと思いました。だから拓海にも涼介にも負けるんですが、躊躇なく中央分離帯の「右」に猛ダッシュしていた啓介(&豪ちゃん?)が、特化しているんであって、京一が悪いんじゃないよと、思いました。
目ェつぶって走り込みしている京一なんて想像したら、こっちが不安で寝れません(※当たり前だがブラインドアタックは行為そのものが法的にアウトなので、涼介が訴えられないのが不思議 マンガ・アニメだから・・・)
■イニD雑感です。
・京一、渉さん、カイ、東堂塾、延彦達、パープルシャドウ・・・、と敵役が魅力的。江原さんがほぼラスボスの4期には「分かってる・・・」の感想しかない
(いかにも悪そうなのが京一なんだが。よく考えると、その後の「敵役」が、みんなさわやか系と言えそうなので、無理もない。細身のお兄様系が多い。延彦とか、いい香りしそう。
エンペラーが悪そうなのも個性なのかなと最近思う。
恭子とか、ジャンル的にどう考えても「敵」だとは思いたくない。イニDに敵があるならコースそのものだと松本さんが言うけど、その通り)
・話が進むと、拓海の化けぶりと、啓介の注目度と白星度が爆上がりになる。
よくあるトーナメント形式というわけではないのだけど、事実上拓海達は負けない。啓介とか、「努力」のシーンは多いのだけど、「貴方が走り込んでいるその時間、多分延彦は寝てて、出勤して〜」とかしているんだよ?と思ってしまう。走り屋に明らかに全振りしている啓介(多分 恭子さえ拒んだ男)。
あと
偽プロDに啓介が怒り心頭なのは分かる。啓介の怒りに涼介も賛同なので、啓介を行かせたんだろうと思う。でも。
単に、想像力もドラテクもない哀れな男に、「ブサイクですみません」と土下座させたのは。いや、十分困ったことしている偽物だし、怒っている啓介には土下座しかないのだけど。ブサイクなのは彼のせいじゃないし。啓介が美青年なのも、啓介の「努力(身長・骨格・目鼻立ち等)」ではないし。
勝利しかない拓海の見せ場も難しいと思うけど、啓介の「見せ場」も難しいよなと思う。拓海も啓介も、自己肯定力が高すぎて、感情移入が難しい。ブサイクですみません、と啓介に這いつくばった愚かな彼の心情の方が分かってしまう。 |
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