■コロナ禍なんて、トーマス・マンを読んでいるうちに終わるんだと、ブッデンブローク家の人々を読みました。マンらしい、上流の香りが濃かったです。ハノーの一日の濃い事。
魔の山の時も感じたんですが。
男女の話、家庭の話等の時もマンも、しっとりと流石ドイツ代表作家という悠然な文章です。ただし一番キラッキラなのは、少年を書いている時だなと思います。
堅苦しい家族愛でも、見栄と虚栄と世間体だらけの男女関係でもなく、少年同士の時間を書くとマンは世界一だなと思います。しっとりしたまま小説が終わるのかなと思わせておいて、カイのハノーへのキスを持ってくるところがマンだなと。
■京一が右が苦手になる経緯を考えていました。
・ジムカーナ、サーキット等では涼介の言う通り、対向車の処理が発生しない。いろは坂でもまず対向車はいない。この時点では、そもそも苦手な「右」が発生しない。
(※京一の名誉のために言うと、涼介もギリギリのバトル中にやっと気が付いた弱点なので、基本的には弱点でも何でもないと言える)
ちなみに東堂さんの所でも、キッチリ対向車や一般車がいない様にして走り込み等していると思うので、京一が東堂さん時代に「右」を意識する事は少ないと思う。そもそも対向車がいそうな時間に走り込みはしないのでは。
つまり
京一はバトル・走り込み以外の場所で、相当「対向車」「右」を意識しているんじゃないかと思う。全くドライバーとしては自然な事だし、中央分離帯の右に突っ込んでいくのが普通じゃないとも言える。(その公道の中央分離帯等の存在も、サーキット内の建築物?に見立てれば突っ込めるはず?)
なんか、京一の普通さを垣間見る気がして嫌いじゃないエピソードに思えて来た。いろは坂で対向車じゃなくても、接触事故等あるととんでもない大事故になるので、是非右が苦手なままの京一でいて頂きたい。
■エボVを買ってみました。
おぎのやに、黒いエボVのトミカがあって。そういえば渋川にもハチロクのプラモ等あったなあと思い。
あ、買えると思って、三菱ランサーレボリューションVのホビージャパンの64分の1スケールを買いました。3,000円くらいで、近日配達される予定です。
エンペラーのステッカーは貼っていませんが、多分イメージ的に中に、ちっちゃいミスファイアリングシステムがあるんだろうなと思います。
(エボVは純正、車検に通る範囲でミスファイアが付いている。多分、普通に公道を走る分にはパンパン言わないはずだがどうなんだろう)Content-Disposition: form-data; name="image"
|
|