■サードを見ています。予定通り、平静を失っています。月末で忙しい上に、2月で日がなく。偶然コロナワクチンを打つことになり、39度まで発熱した後で見るには、他にないよなと思いました。
人間、同時に二つの事は出来ないと言います。
そうなるだろうなと思っていましたが、冒頭の拓海ちゃんVS京一さん戦から、一向に進みません。そんなに長くない映画なのに、何時間も見てやっとカイが落葉の上に着地しました。セカンドで十分見たエボVなのに、ああたくましい、ああ黒いとか分からん事考えています。
(本当に黒い。あのホイール、再塗装して黒いらしい)
カイ戦の時。エンペラーの子達が中禅寺湖付近にいるんですが。カイはそもそも単独参加、拓海ちゃんには(京一さんと)秋名勢がいるんだから、さっさと始まりそうなバトルですが。京一さんは何かを考えています。
そりゃそうで。唐突なカイ戦は、拓海ちゃん決心〜文太パパ小柏さんに連絡(多分)〜小柏さんから須藤君に「うちのカイがいろは坂でバトルする、何か起きないよう〜」とかガミガミ言う〜京一、一応涼介にバトルあるぜと電話〜・・・で、京一の涼介待ちだったのでは。エンペラーの子達は涼介遅延時にバトルを待ってもらうつもりで送ったのでは。
あの場で何かあれば、やっぱり拓海ちゃんが勝ったとしても京一さんの責任なのかなと。(SW&ハチロクがインベタのインして、大破&二人が大怪我とかしたら、仕切るの京一さんだしなあ)
涼介と京一の間にいる啓介。啓介の頭越しに話す京涼。真面目にバトルを実況する清次。・・・帰る涼介を見送るダーリン。
■啓介に、金輪際〜と言わせてみたんですが。
啓介に金輪際という言葉の語彙があったかなと、かなり真剣に悩みました。セリフ等を考える時、ふーみん、松本さん、拓海ちゃん(は文太さんと同居なので語彙はありそう)、秋名の人達(も店長いるし接客してるし)は、あんまり不安はありません。緒美ちゃんも、涼介が家庭教師しているので、安心です。
自分が彼等らしく動かせるか?という不安は別にして。
涼介の語彙は難しいので、よく分かりません。
京一も、あの人は多分歴オタ、ミリオタの気があるので、非常に好きです。あらずんば〜とか普通に口から出てくるあたり、重症の歴オタなのかなあと適当に思います。外見のいかつさプラス、ミリオタのいかつさが足されて、本人に若干マイナスな事になっているきらいもありますが。
でも京一の好む合理性って、そういう事なんだろうとも。あんまり人から好かれないと言うか、あくまで出来る範囲での合理性の追求をと思います。
(涼介の方が更に容赦なく過酷な帝王学の男で、合理性満載でドSなので、なんで京一の方に非難が行きがちなのかなと思う。絶対なんか涼介と京一でもめることがあったら、究極的に京一が引くだろうし。
正直、涼介のサド具合は自身と周囲全体にいきわたる激しさなので、仮面ドS(?)の京一にどうにかして欲しいと思う)
啓介の語彙の事だったんですが。劇中で自分が読んだのを忘れていなければ、多分金輪際って言えないかなと思いました。「金輪」ってのが仏教でいう世界の果てで、ずーっとという強い意味になるらしいです。
昔の少女漫画だとかだと、よくあったかなと思います。「あたしの須藤君(?)に金輪際近寄らないで!」とか、女の子らしいガッと来る場面によくあったかなと思います。
少女漫画あるあるで。もちろん、その須藤君は来月号の掲載かなにかじゃラブシーンをしていたりします。性愛の描写もないのに、ガツガツあれこれ書ける文法が、日本にはあるなと思います。
要は男女ないし同性のカップルが、出会って結ばれるというだけなのに、経緯他を示す語彙はそれだけで辞書一冊出来るだろうなという分量です。よかったなあ京一、あの強面をキープしたままあれこれ表現できる国語の世界で、と思いました。
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