■愚痴っぽくですみません。宮本百合子の伸子、とうとう伸子が男を嫌うところまで来ました。
実際の作者の夫婦生活はもっと波があったらしいですが、伸子は佃を嫌い通しています。もともと「アタシだけが男の理解者」「アタシだけがこの人を救える」「アタシが男を変えてみせる」とか思っていた伸子なので、別にオリジナルの佃はどうでもよかったんだよなと思います。男の素が見えれば見える程、嫌い抜いています。
自分は本来「こういう」男であるのに、「こういう」男だからボコボコに嫌われる佃も不幸ですが。
男なら女を嫌って憎んでイジメて征服しても堂々許されるのに、女がそれをすると叩かれかねない不思議。「妻を教育する」「俺の言うことが聞けないのか」とか男は平気で言うのに。
伸子が得たいのは、刺激ある明るい恋愛的な結婚。佃が是としているのは、「飯食って眠ってグズグズして偉そうなで根暗な日々(※伸子主観)」。佃からすれば何で伸子に憎まれるのか分からないでしょう。
・・・漱石の道草を思い出します。健三の妻は、自分の周囲の男らしい人達をイメージして健三と結婚して、ひどくショック、落胆したそうです。他人と比べられてガッカリされても健三は困るでしょうが、妻も悲しかったでしょう。
道草の方が、健三の意見もお住の気持ちも書いてあってフェアかもしれません。
■疲れているなんてのを、言い訳にするのは嫌だなあと思うのですが。体がミシミシ言います。
走り屋出来るのは若いうちだけじゃねと思いながら。そう言えば茨城のドライバー達はほぼ私と同年代でした。走れることが羨ましいというより、うん、財力体力クルマに注ぎ込んでやがるという感じが最高でした。
トオルや渉が普通なんだよなあと思います。
クリスマスもバイト・仕事なイツキ達とか。
幸せそうに車磨いている健二見ていると、うんうんと思います。(※アレ、ガチで洗車後きちんと車体を拭かないと、サビる。自分の車も十数年乗るとサビが出て来た。健二の車は幸せもの)
奈保さんのために、トオル生まれ変われと思います。
(※走りに命かけちゃう人だったから、大丈夫か本当に思う。多分、走り屋する前からの交際だったんだろうし、トオルがあそこまで車に入れ込むとは、奈保にも想定外だったんだろう
走りなんて、高橋兄弟クラスの金持ちの趣味だし、神奈川を見たまえとか思ってしまう。栃木って序盤の出番なので、流石にフェアレディやNSX乗りはいない。車も、500万円以下くらいなんじゃないかと思う。
涼介と神奈川勢が普通じゃない(というかプロ多い)のでは。金持ちが倍増。東堂商会で働きながら走る酒井さんとか、地に足がついているよなと思う。 |
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