■林芙美子の放浪記を読んでいます。
面白いんですが、読みにくくもあるなと。じゃあ他の浮雲が読みやすいかというと、放浪記程ぶつ切りじゃないあたりは読みやすいけれど、あまりに内容が過酷で再読はしないだろうなと思います。
浮雲。複数の男達に金・体・心全て滅茶苦茶にされて、女が屋久島で喀血して死ぬ話。何で読んだかというと、群馬の伊香保が舞台だと聞いたから。でも「古い温泉地」の代表みたいな書き方でした。伊香保である意味あったのかなと。(※不如帰も女が喀血して死んだ気がした)
一応有名作、特に女流作品は一回読んでおこうと思うんですが。ゴリゴリに時代を感じると言うか、今も変わらないじゃんと言うか。芙美子に共感した!たくましく明るい女!とか素直に思えるといいんですが。
・病身 ・貧乏 ・既婚男性に遊ばれる、男子学生に遊ばれる、お店の若様とかにいいようにされる、夫か未届の夫にDVされるけど離れられない お金を巻き上げられる ・でも明るく自分らしく生きる・・・
これらの要素に共感される人は。同じ経験があるのか、単なる娯楽として読んでいるのか。
■物騒な言葉ですが。自分にとってのゴールデンウィークって、死に場所だったなと思います。比喩的なもので、別に電車にぶつかって行くような事はしませんでしたが。(電車大好き)
・生きているだけでセブンセンシズに目覚めている気がする。(=性格的にカッカしているだけで、ペガサス流星拳等が使える訳ではない。小宇宙を気分だけでも燃やさないと、個人的に生きられない気がする。)
・冥界(死に場所)へ (=短刀で首を突く訳じゃないけど、気分的にコワイーという気持ちを楽にするために、沙織さーんと心の中で呟いてみる)
・阿頼耶識に目覚める。
自分でもよく分からないが、阿頼耶識に目覚めた!とか自分で思ってみると、何とか冥界〜エリシオン〜地上への旅路が完遂できる気がする。
・・・単に、春の異動シーズン、新年度の疲れを自分の脳内で解消するために、セブンセンシズだの死に場所(※処女宮の横のお庭)だの、胸中で叫んでいるだけです。変化や不安に弱い性格らしいので、いちいち過剰です。
具体的に何かされたとかではありません。びびりなだけです。 |
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