madeingermany

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...... 2022年08月18日 の日記 ......
■ 漱石   [ NO. 2022081801-1 ]

■ふと。いつ日光に行くかって、金精峠から行く事を考えると、6〜9月なんだよなと思います。雪の心配も、紅葉の大渋滞の不安もない頃です。

基本的には静かな道なので、ゆっくり運転できます。ただし、1年のうちほぼ4分の1くらいしか通れない道なのだと思うとすごいなと思います。



金精峠が鉄道なら、即行廃止の方向なんだろうなと。重要なんです!観光客のために!など、声高に言われる路線が多いなか、「道路」の優先順位ってとんでもなく高いんだなと思わせられます。

鉄道の方が手入れが大変ですが、「お金を払えば乗って移動できる」という平等性のある乗り物です。マイカーで金精峠って、ハードル高いんじゃないかなと思います。

(あくまで竹淵目線。日光行きて〜という思いが高じて愛車マーチを北に向けたと言うだけで、平均的なドライバーにはなんでもない道なんだろうと思う、コンビニにもスタンドもしばらくないけど)




■久々に漱石を読みたいなと思いました。漱石って。


・結婚〜死去までの、子供の数が多い

・計算上、常に鏡子さんは懐妊している。あり得ないのかあり得るのか、イギリスに行く前に3人娘があるし。死去する時にはまだ幼児があったし。

・昔は子沢山と言うけれど、いない家もあったわけで。漱石を「脳の病気がある」と思っていたらしい鏡子さん、なんでずっと漱石の子供を産み続けたのか。「そういう時代だった」としか言いようがない。



・あと漱石は、作品では貧乏だの金がないだの書き続けているけど金持ち。当時のちょっとした官僚以上に、高い収入だったと言う。

さらに。孤独孤独言うけれど、友達も支援者も漱石にはたくさんいた。父親や母親由来の知り合いというより、漱石独自のカルチャーのたまものだと思う。



漱石の作品=漱石自身じゃない事がよく分かる気がする。金も家族も地位もインテリも友達も、ふんだんにあった男。

(作家なのに、志賀みたいなトンズラ癖等ない男だった。きっちり作品を常に書いている、逆に不思議な作家だったと思う。毎朝きちんと書いて、明暗もキープ分があったと言う。きちんと過ぎて病的と言われるくらいらしいが、書かれた作品がことごとく傑作なのはどう解釈したらいいのか)

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